社会課題解決 ローンで支援-農林中央金庫2020年5月12日
農林中央金庫は5月11日、企業によるCO2削減などの社会課題解決に向けた取り組みを促進し、企業価値向上をサポートすることを目的としたローン商品「サステナビリティ・リンク・ローン」の取扱いを開始すると発表した。
このローンは資金使途を限定せず、貸付先企業のサステナビリティ目標をふまえてサステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット(SPTs)を設定してローンを組むという商品。
たとえば5年後のCO2削減目標を掲げ、それが実現できた場合は金利を低下させるなど、貸付条件と企業のSPTs達成状況を連動させる。このようにSPTs達成の動機づけを促進することで環境面、社会面から持続可能な事業活動と成長を支援することをめざす。「企業が事業として社会課題解決に取り組むことができる」(農林中央金庫)。
この商品はローン市場の拡大をめざす国際的な金融機関の団体であるローン・マーケット・アソシエーションなどが制定した原則や設定する目標などをもとに、外部機関から意見を聞きローンを組成する。外部機関は日本格付研究所、格付投資情報センターを予定している。
農林中央金庫はこの商品を通じて環境・社会課題の解決に挑戦する企業などを支援するとともに、事業活動を通じてSDGsの実現をはじめとするサステナブル経営を推進していくとしている。
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】小麦、大麦に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 滋賀県2025年4月22日
-
米の海外依存 「国益なのか、国民全体で考えて」江藤農相 米輸入拡大に反対2025年4月22日
-
【地域を診る】トランプ関税不況から地域を守る途 食と農の循環が肝 京都橘大学学長 岡田知弘氏2025年4月22日
-
JA全中教育部・ミライ共創プロジェクト 子育て、災害、農業のチームが事業構想を発表(1)2025年4月22日
-
JA全中教育部・ミライ共創プロジェクト 子育て、災害、農業のチームが事業構想を発表(2)2025年4月22日
-
米の品薄状況、備蓄米放出などコラムで記述 農業白書2025年4月22日
-
農産品の輸出減で国内値崩れも 自民党が対策提言へ2025年4月22日
-
備蓄米売却要領改正で小売店がストレス解消?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年4月22日
-
新入職員が選果作業を体験 JA熊本市2025年4月22日
-
JA福岡京築のスイートコーン「京築の恵み」特価で販売中 JAタウン2025年4月22日
-
米の木徳神糧が業績予想修正 売上100億円増の1650億円2025年4月22日
-
農業×エンタメの新提案!「農機具王」茨城店に「農機具ガチャ自販機」 5月末からは栃木店に移動 リンク2025年4月22日
-
「沸騰する地球で農業はできるのか?」 アクプランタの金CEOが東大で講演2025年4月22日
-
「ホテルークリッシュ豊橋」で春の美食祭り開催 東三河地域の農産物の魅力を発信 サーラ不動産2025年4月22日
-
千葉県柏市で「米作り体験会」を実施 収穫米の一部をフードパントリーに寄付 パソナグループ2025年4月22日
-
【人事異動】杉本商事(6月18日付)2025年4月22日
-
香川県善通寺市と開発 はだか麦の新品種「善通寺2024」出願公表 農研機構2025年4月22日
-
京都府亀岡市と包括連携協定 食育、農業振興など幅広い分野で連携 東洋ライス2025年4月22日
-
愛媛・八幡浜から産地直送 特別メニューの限定フェア「あふ食堂」などで開催2025年4月22日
-
リサイクル原料の宅配用保冷容器を導入 年間約339トンのプラ削減へ コープデリ2025年4月22日