当期純損益21億5900万円 共栄火災2019年度決算2020年5月28日
共栄火災海上保険は5月22日、2020年3月期決算(2019年度決算)を発表した。
2019年度決算で賞味収入保険料は、火災保険を中心とした元受正味保険料の増収により、対前年同期比48億円増の1666億円となった。一方、損害調査費を含む正味支払保険料は、自然災害の支払いの減少などにより、同92億円減の1014億円となった。
この結果、正味収入保険料から正味支払保険金、正味事業費を除いた収支残は、同119億円増の29億円となった。
保険引受損益は、値上げの影響や自然災害の再保険回収に伴う追加の再保険料など支払再保険料の増加により5億円の赤字となった。また、資産運用損益は、有価証券売却損益の減少や有価証券評価額の増加などにより、対前年同期比で97億円減の51億円。
以上の結果、最終の当期純利益は、対前年同期比で3億円減益の21億5900万円となった。
なお、ソルベンジー・マージン比率は、有価証券含み益が減少したものの、自然災害の大型化に備えて再保険カバーを買い増したことなどによる巨大災害リスクの減少や資産運用リスクの減少等から1108.9%で、対前年度末比179.1%増加となった。この比率は200%以上であれば「保険金等の支払能力の充実の状況が適当である」と評価される。
重要な記事
最新の記事
-
【特殊報】モモほ場で「モモ果実赤点病」県内で初めて確認 愛知県2024年12月27日
-
【特殊報】ブドウにシタベニハゴロモ 県内の果樹園地で初めて確認 富山県2024年12月27日
-
【注意報】かぼちゃにアブラムシ類 八重山地域で多発 沖縄県2024年12月27日
-
米輸入めぐるウルグアイ・ラウンド(UR)交渉 過度な秘密主義に閣僚も「恥」 1993年外交文書公開2024年12月27日
-
1月の野菜生育状況 さといも以外の価格 平年を上回る見込み 農水省2024年12月27日
-
(416)「温故知新」【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年12月27日
-
東京23区の12月の消費者物価 生鮮食品の前年同月比は2桁増2024年12月27日
-
JA全農あきたがスマート農業研修会 農機・担い手合同は初2024年12月27日
-
【農協時論】石破新政権へ期待と懸念 地方創生自任し民主的な議論を 今尾和實・協同組合懇話会代表委員2024年12月27日
-
ブランドかんきつ「大将季」登場 銀座三越で「鹿児島の実り」開催 JA全農2024年12月27日
-
「鹿児島県産 和牛とお米のフェア」東京・大阪の飲食店舗で開催 JA全農2024年12月27日
-
【世界の食料・協同組合は今】化石補助金に対する問題意識(1)循環型社会 日本が先導を 農中総研・藤島義之氏2024年12月27日
-
【世界の食料・協同組合は今】化石補助金に対する問題意識(2)化石資源補助削減が急務に 農中総研・藤島義之氏2024年12月27日
-
【人事異動】日本農産工業(2025年4月1日付)2024年12月27日
-
TNFDを始める企業必見 農林中金・農中総研と共同セミナー開催 八千代エンジニヤリング2024年12月27日
-
「産直白書2024年版」刊行 記録的な猛暑で農業の難しさが顕著に 農業総研2024年12月27日
-
農林中金 医療メーカーのニプロとソーシャル・ローン契約 10団体とシンジケート団2024年12月27日
-
協同組合振興研究議員連盟に国会決議を要請 IYC全国実行委員会2024年12月27日
-
2025国際協同組合年全国実行委員会がSNSで情報発信2024年12月27日
-
インターナルカーボンプライシング導入 井関農機2024年12月27日