5期ぶり損失計上、農水産事業は経常収益432億円ー日本公庫3月期決算2020年6月29日
(株)日本政策金融公庫は、令和2年3月期決算を発表した。経常収益は4694億円(前期5707憶円)、経常損失は293億円(前期は769億円の利益)、当期損失は296億円(同784億円の利益)となった。5期ぶりの損失計上で、信用保険等業務勘定の減益などが主な要因となっている。
当期決算のうち農林水産事業(農林水産業者向け業務勘定)については、経常収益432億円(前期は415億円)、経常利益48億円(同63億円)、当期利益ゼロ(同13億円の損失)だった。
同事業の経常収益は、資金運用収益が前期実績を下回ったものの、政府補給金収入の増加などで前期比増加。しかし、経常費用が増えたため経常利益は前期を下回った。
また、新型コロナウイルス感染症関連の融資申し込みは、6月21日現在約59万件が寄せられた。このうち約47万件(約8兆円)は決定済。申し込み件数は平時(平成30年度)の約31万件、リーマンショック時の約50万件を既に上回る状況となっている。
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