中間純損益は前年同期比で20億円増 共栄火災中間期決算2020年11月24日
共栄火災海上保険は11月20日、2021年3月期決算第2四半期(中間期)決算を発表した。
2021年3月期第2四半期(中間期)の業績(2020年4月1日~9月30日)を見ると、元受正味保険料は、自動車保険や損害保険、新種保険で増収したものの、自賠責保険の保険料改定の影響等により、対前年同期比で8億円減収。正味収入保険料は、対前年同期比6億円減収の828億円となった。
一方、正味支払保険金(含む損害調査費)は、2020年7月豪雨等の自然災害の支払いが増加したことなどにより、対前年同期比16億円増加の473億円となった。
この結果、正味収入保険料から正味支払保険金、正味事業費を除いた収支残は、対前年同期比で29億円減り、45億円となった。
保険引受損益は、交通量の減少に伴う事故頻度の低下や損害率改善の取組みなどにより支払備金が減ったことなどから、対前年同期比18億円増え、12億円の黒字となった。
資産運用損益は、利息および配当金収入の増加等から、対前年同期比で7億円増加の29億円となった。以上の結果、最終の中間純損益は、対前年同期比で20億円増益の33億円となった。
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