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農林中金など引受先に総額10億円を資金調達 吉積ホールディングス2021年1月25日

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吉積ホールディングは、国内および海外の事業強化を目的として、農林中央金庫、SMBCベンチャーキャピタル、りそなキャピタルおよび既存株主を引受先とする総額10億円の資金調達を実施した。

今回の資金調達は、同社が掲げるビジョン「クラウドを世界中に浸透させる」の実現に向けて、優秀な人材の採用、自社サービス開発の加速、海外展開、プロモーションなどに充当する。

同社子会社のクラウドエース(株)は、Google Cloudのマネージド サービス プロバイダ(MSP)認定を取得しており、Google Cloud の導入支援・保守代行が専業。現在は、日本を含むアジア8か国で事業を展開し、今回の資金調達によりエンタープライズ向けビジネスを更に加速し、Google Cloud領域でグローバル No.1をめざしている。クラウドエースは、Google Cloud と同社の技術とサービスの再販および提供で総額155億円を目標とする非拘束の複数年契約に合意している。

農林中央金庫オルタナティブ投資部長の梶山泰氏は「Google Cloudの成長性、同サービスにおける豊富な導入実績と知見に裏付けされた的確な顧客サポート力、人材育成力を評価して出資した。農林水産業を始め幅広い産業のデジタルトランスフォーメーションの実現に貢献していくことを期待している」とコメント。吉積ホールディングス代表取締役の吉積礼敏氏は「今回調達した資金は、日本やアジアで培った経験と顧客からの信頼をベースに、グローバルに大きく飛躍する礎として投資していく」と話している。

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