経常利益 前期比345億円増-農林中金第3四半期決算2021年2月3日
農林中央金庫は2月2日、2020(令和2)年度第3四半期決算を公表した。経常利益は前年同期比345億円増の1484億円となった。
経常収益は8771億円で前年同期比▲3415億円だった。このうち資金運用収益は6142億円で同▲3441億円となった。
一方、経常費用は同▲3761億円で7286億円だった。このうち資金調達費用は同▲4172億円の4890億円となった。資金運用収益は減少したが、外貨調達費用の減少で資金調達費用も減少したことから、経常利益は345億円増の1484億円となった。純利益は329億円増の1482億円となった。
貸出金は国内で伸び、12月末は3月末より2兆6500億円増えた。総資産は2.2兆円増えて12月末で107.7兆円、純資産は9600億円増えて8.2兆円となった。
市場運用資産は約62兆円。有価証券評価益は3兆5028億円となった。
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