ケミカルセンシングのスタートアップ、ボールウェーブへ出資 JA三井リース2021年3月9日
JA三井リースは3月8日、ケミカルセンシングの革新をめざす宮城県仙台市のスタートアップ企業、ボールウェーブ(株)に出資することを発表した。
ボールウェーブは、「世界の今を取り込んでデータにし、それを情報へ変換する」ことをビジョンに掲げ、物理学の常識を超えた球上のSAWの長距離伝搬現象を利用した高速・ 高感度なガスセンサ「ボールSAWセンサー」の開発・製造・販売を行っている。ボールSAWセンサーを応用した微量水分計は、露点-100℃以下の水分を検出でき、小型(センサ直径 3.3mm)、高速応答であるため最先端半導体製造ファシリティや製造装置などへの導入が進められている。従来にないケミカルセンシングとAI技術を組み合わせることで、これからのIoT時代に求められる新たな安心、安全の世界基準の提供をめざしている。
JA三井リースは、中期経営計画「Real Change 2025」で、ビジネスモデル転換による専門領域における事業拡大を基本方針の1つに掲げており、先端技術を持つスタートアップ企業への出資、販売協力など金融の枠組みを超えた協業体制により相乗効果を発揮してきた。
今回は、ボールウェーブの高度な技術力と展開するビジネスの将来性とJA三井リースの事業基盤との親和性に着目し、出資を決めた。これを契機にJA三井リースは、ボールウェーブが持つ次世代技術の商用化・製品の普及を後押しすることで、技術革新による豊かな社会の実現をめざす。
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】小麦、大麦に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 滋賀県2025年4月22日
-
米の海外依存 「国益なのか、国民全体で考えて」江藤農相 米輸入拡大に反対2025年4月22日
-
【地域を診る】トランプ関税不況から地域を守る途 食と農の循環が肝 京都橘大学学長 岡田知弘氏2025年4月22日
-
JA全中教育部・ミライ共創プロジェクト 子育て、災害、農業のチームが事業構想を発表(1)2025年4月22日
-
JA全中教育部・ミライ共創プロジェクト 子育て、災害、農業のチームが事業構想を発表(2)2025年4月22日
-
米の品薄状況、備蓄米放出などコラムで記述 農業白書2025年4月22日
-
農産品の輸出減で国内値崩れも 自民党が対策提言へ2025年4月22日
-
備蓄米売却要領改正で小売店がストレス解消?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年4月22日
-
新入職員が選果作業を体験 JA熊本市2025年4月22日
-
JA福岡京築のスイートコーン「京築の恵み」特価で販売中 JAタウン2025年4月22日
-
米の木徳神糧が業績予想修正 売上100億円増の1650億円2025年4月22日
-
農業×エンタメの新提案!「農機具王」茨城店に「農機具ガチャ自販機」 5月末からは栃木店に移動 リンク2025年4月22日
-
「沸騰する地球で農業はできるのか?」 アクプランタの金CEOが東大で講演2025年4月22日
-
「ホテルークリッシュ豊橋」で春の美食祭り開催 東三河地域の農産物の魅力を発信 サーラ不動産2025年4月22日
-
千葉県柏市で「米作り体験会」を実施 収穫米の一部をフードパントリーに寄付 パソナグループ2025年4月22日
-
【人事異動】杉本商事(6月18日付)2025年4月22日
-
香川県善通寺市と開発 はだか麦の新品種「善通寺2024」出願公表 農研機構2025年4月22日
-
京都府亀岡市と包括連携協定 食育、農業振興など幅広い分野で連携 東洋ライス2025年4月22日
-
愛媛・八幡浜から産地直送 特別メニューの限定フェア「あふ食堂」などで開催2025年4月22日
-
リサイクル原料の宅配用保冷容器を導入 年間約339トンのプラ削減へ コープデリ2025年4月22日