ＪＡ三井リースと資本業務提携 第三者割当増資を実施 三井物産デジタル・アセットマネジメント2021年5月28日
三井物産デジタル・アセットマネジメントは5月27日、ＪＡ三井リースを引受先とする第三者割当増資を行い、資本業務提携を締結したことを発表した。
三井物産デジタル・アセットマネジメントは、デジタル技術を活用した不動産・インフラなどのファンド組成と運用を行う金融サービス会社として現在ライセンス登録準備中。幅広い投資家層に向けてたインフラ・不動産など実物資産への投資機会の提供とアセットマネジメント業務のDXを推進している。
今回提携するＪＡ三井リースは、主要株主の農林中央金庫「ＪＡ系統」と三井物産「商社系」の2つの特性を併せ持ち、再生可能エネルギー分野を中心とするインフラプロジェクトへのファイナンス業務や、不動産デベロップメント・代行保有（ブリッジ）業務を含む各種ファイナンス・割賦販売事業を展開する総合リース会社。両社の経営基盤を掛け合わせることで、新たな金融サービスの早期実現に向けて資本業務提携を締結した。
具体的な施策としては、インフラ分野でのネットワーク・知見の融合による資産運用力の強化と、三井物産デジタル・アセットマネジメントが組成・運用するファンドへの優良リース資産のパートアウトによる案件ソーシングの加速化。また、ファイナンスサービスの機動的な活用による組成・運用ファンドのシードマネーを調達する。さらに、ＪＡ系統金融機関へのアクセス実現による投資家基盤の拡大する。
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