当期純損益36億3100万円 14億円増益で着地 共栄火災決算2021年5月28日
共栄火災海上保険は5月26日、2021年3月期決算(2020年度決算)を発表した。
元受正味保険料は、自賠責保険が保険料率引き下げの影響等で減収となったが、自動車保険や火災保険、新種保険の増収により、対前年同期比で11億円増収。正味収入保険料は、自賠責保険等の影響等で2億円増収の1669億円となった。
一方、正味支払保険金(含む損害調査費)は、自然災害や自動車保険、傷害保険等の支払いが減少したことなどにより、前年同期比26億円減少の987億円となった。
この結果、正味収入保険料から正味支払保険金、正味事業費を除いた支払残は、対前年同期比15億円増加の45億円。
保険引受損益は、今後の自然災害の発生に備え、異常危険準備金や追加積立を実施したことなどから、対前年同期比9億円増え、3億円の黒字となった。
資産運用損益は、利益及び配当金収入の増加や有価証券評価損の減少等から、対前年同期比で6億円増加の58億円となった。
以上の結果、最終の当期純損益は対前年同期比で14億円増益の36億3100万円となった。
なお、ソルベンジー・マージン比率は、有価証券含み益や異常危険準備金の増加、当期純利益の確保等から1153.1%で、対前年度末比44.2%ポイント増加となった。この比率は200%以上であれば「保険金等の支払能力の充実の状況が適当である」と評価される。
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