再保証残高5兆5664億円で過去最高に 全国農協保証センター2021年6月30日
全国農協保証センターは6月25日、一般社団法人移行後9回目となる定時総会を開き、令和2年度事業・決算報告などを承認した。
令和2年度の再保証新規引受額は前年度比12.4％増の7866億円。コロナ禍でも住宅関連資金の再保証が引き続き増加したことが要因。期末再保証残高は同7.5％増の5兆5664億円となり、過去最高額となった。
一方、代位弁済は前年度比28.8％減の15億円に減少し、求償権残高は同7.0％減の80億円で減少傾向が続いている。
また、役員全員の任期満了に伴い、新役員を選出した。同センターの役員は次のとおり。
【再任】
▽代表理事理事長 大川良一（県域信用事業を代表する者の全国代表、神奈川県信用農業協同組合連合会経営管理委員会会長）
▽代表理事常務 黒田夏樹（学識経験者・同センター代表理事常務）
▽理事 櫻井宏（岐阜県信用農業協同組合連合会経営管理委員会会長）
▽理事 港義弘（香川県農業信用基金協会会長理事）
▽理事 篠田崇（学識経験者・系統債権管理回収機構（株）代表取締役社長）
【新任】
▽理事 高橋正（宮城県農業信用基金協会会長理事）
▽理事 伊藤孝邦（富山県農業信用基金協会会長理事）
▽理事 中家徹（和歌山県農業信用基金協会会長理事）
▽理事 福良公一（宮崎県農業信用基金協会会長理事）
▽理事 川田淳次（農林中央金庫常務執行役員）
▽監事 林茂壽（千葉県農業信用基金協会会長理事）
▽監事 石川寿樹（島根県農業協同組合代表理事組合長）
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