直販支援の取り組み紹介 ニュースレター第22号発行 農林中央金庫2021年7月27日
農林中央金庫は、JA、JF、JForestグループの取り組みを伝えるニュースレターの第22号を発行。コロナ禍における農林水産業への負の影響を踏まえ、ニューノーマル時代の新たなビジネスチャンスを切り開く直販支援の取り組みについて紹介している。
農林中央金庫ニュースレター第22号では、「系統組織の新たな挑戦~漁業者の所得向上と新たな販路拡大に向けて」としてポケットマルシェとJF佐賀げんかいが始めた連携について特集している。
JF佐賀げんかいでは、コロナ禍前から漁獲量の減少と魚価安を背景とする担い手不足や生産者の高齢化と、漁業者の所得向上は大きな課題だった。「緊急事態宣言発令時には、料亭などに卸す高級魚の真鯛の価格が2000円から400円に下がったほど」とJF佐賀げんかい本所業務課の岡部課長。コロナ禍で加速する漁業関係者の苦悩を、国内最大級の産直アプリ「ポケットマルシェ」高橋博之代表のインタビューとともに紹介している。
市場出荷を担う農協・漁協とポケットマルシェのような直販業者は対立するライバル関係にあると見られてきたが、その関係性は大きく変わりつつある。高橋代表は、「生産者と直接つながることで、消費者は生産現場を知る。生産者の"ストーリー" に共感する消費者は、食の価値を理解し、ひいては生産者の価格設定にも理解を持つことにつながる」と語っている。
重要な記事
最新の記事
-
米価 過去10年で最高値 60kg1万5865円 対前年比114%2024年7月17日
-
【東京農業大学鼎談】実学主義の価値(2)DX戦略にも地域色拡充2024年7月17日
-
【東京農業大学鼎談】実学主義の価値(3)JAは食・農の好循環先導を2024年7月17日
-
「小さな協同」実践 JA松本ハイランドの自己改革 新世紀JA研究会全国セミナー2024年7月17日
-
「きっトラ」と「もし寅」【小松泰信・地方の眼力】2024年7月17日
-
【訃報】生活クラブ生協連の加藤好一顧問が逝去2024年7月17日
-
【人事異動】農水省(7月16日付)2024年7月17日
-
【注意報】ナシ、ブドウなどに果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 三重県2024年7月17日
-
ガチャピン・ムックとコラボ「ニッポンエール」グミ発売 JA全農2024年7月17日
-
日本農業の未来をけん引する人材育成へ 宮城県加美農業高校とNTT東日本グループが連携2024年7月17日
-
唐沢農機サービス「夏の大展示会」開催 200台を超える農機具を展示2024年7月17日
-
【注意報】大型斑点米カメムシ類、カスミカメムシ類による斑点米発生に注意 千葉県2024年7月17日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県下全域で多発のおそれ 岩手県2024年7月17日
-
「第3回 全国桃選手権」開催 全国から45品がエントリー 日本野菜ソムリエ協会2024年7月17日
-
ハウス栽培向け環境制御システムのラインアップを拡充 クボタ2024年7月17日
-
【役員人事】石巻埠頭サイロ(4月1日付)2024年7月17日
-
葉の光合成速度の低コスト・低労力・高速推定法を開発 農研機構2024年7月17日
-
表参道で佐賀県産「いちごさん」絶品ひんやりスイーツ「いちごさんどう2024夏 」開催2024年7月17日
-
長野県塩尻市と山口県岩国市の歴史的風致維持向上計画を認定 農水省など2024年7月17日
-
生とうもろこしまるかじり 昭和村で農業体験開催 パルシステム群馬2024年7月17日