JA共済の地域貢献活動 ICMIFとUNDRRの共同レポートで紹介 JA共済連2021年9月2日
JA共済連が全国各地で展開する地域貢献活動が、国際協同組合保険連合(ICMIF)と国連の防災担当部局である国連防災機関(UNDRR)による共同レポート「保障から予防へ 災害リスクの軽減における協同組合・相互扶助保険の役割」で紹介された。
国際協同組合保険連合と国連防災機関の共同レポート・JA共済連の取り組みを紹介するページ
JA共済連は、地域・農業の活性化に向けてJAと一体となって地域の実情に応じた様々な活動に取り組んでいる。一方、ICMIFは世界の協同組合や相互扶助の共済・保険組織を代表する唯一の国際的連合体で、2019年からはUNDRRと連携し、共同で災害リスクの軽減に向けて取り組んでいる。
同レポートは、ICMIFとUNDRRが共同で作成した初めての作成物として、4月に英語版、7月に日本語版が公表。文献調査とICMIFに加盟する協同組合・相互扶助保険組織の取組事例の研究を通じて、災害リスク軽減を促進する仕組みを提唱するとともに、ICMIF会員の中から20団体の取組事例を紹介している。
同レポートでは、JA共済連による「リスクが世界に連鎖していく性質を持つことを認識し、災害リスク等を軽減するための透明性のある情報・アドバイスを提供する」ための実践的な取り組みとして、以下の4種類の活動を紹介している。
(1)地震対策
椅子型の地震動体験装置「地震ザブトン」とVRを用いて、過去に起こった地震のリアルな揺れを体感することで、備えの必要性を学ぶ防災教室の開催。
(2)交通事故防止対策
幼児・生徒・高齢者などの世代にあわせた交通安全教室の開催や、交通安全DVDの寄贈、交通事故被害者の社会復帰支援。
(3)リユース・リサイクルキャンペーン(リボンキャンペーン)
資源の有効活用と地球環境の保護のため、自動車の修理・整備時にリサイクル部品の使用を促す啓発活動の実施。
(4)農業リスクの軽減策
農業リスクの回避・軽減策の提案や農業リスク診断ツールの提供。当事者の視点から農作業中の事故を疑似体験できる「農作業事故体験VR」を用いた学習プログラムの展開。
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