次世代ドローン開発のスタートアップ「エアロネクスト」へ出資 JA三井リース2021年11月11日
JA三井リースは11月10日、産業用ドローンの研究開発とライセンスビジネスを提供する株式会社エアロネクストへの出資を発表。安心・安全な空の社会インフラ構築とスマート物流の推進を支援する。
特許技術「4D GRAVITY」を搭載した物流専用ドローン
エアロネクストは、次世代ドローンの研究開発を通じてIP経営を実践するテクノロジースタートアップ企業。独自のテクノロジーを活用し機体の信頼性を高めるとともに、産業用ドローンの社会実装に必要不可欠な安心・安全を確保した空の社会インフラ構築をめざしている。特に物流分野に力を入れており、1月にドローン配送サービスを主事業とする戦略子会社「株式会社 NEXT DELIVERY」を設立。ドローン配送を組み込んだ新スマート物流のしくみ"SkyHub"の開発とサービスモデルの実証と実装を行うなど、物流課題の解決や新スマート物流の推進に共同で取り組んでいる。
JA三井リースは、中期経営計画「Real Change 2025」で、「モビリティ関連事業への進出」と「地方が抱える社会課題の解決に向けたビジネスの強化」をそれぞれ重点施策に掲げている。次世代モビリティである産業用ドローン関連の特許をポートフォリオ化したライセンスビジネスの将来性と、ドローンを活用した新スマート物流事業"SkyHub"を通じた地域活性化の社会的意義を高く評価し、エアロネクストへの出資を決めた。出資を機に、JA三井リースグループのファイナンス機能や営業ネットワークの提供など、多岐にわたる連携を加速し、エアロネクストの事業拡大に貢献。技術革新による豊かな社会の実現をめざす。
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