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長年の献血活動を評価「日本赤十字社 金色有功章受賞」JA共済連2021年12月13日

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JA共済連は、地域貢献活動の一環として取り組んでいる役職員の献血活動が評価され、日本赤十字社から最高位の表彰となる「金色有功章」を受賞。12月9日に東京・平河町のJA共済ビルで授賞式が開かれた。

東京都赤十字血液センターの加藤所長(左)からJA共済連の岩下常務理事へ「金色有功章」の盾を授与東京都赤十字血液センターの加藤所長(左)からJA共済連の岩下常務理事へ「金色有功章」の盾を授与

JA共済連は、地域貢献活動の一環として、役職員の献血活動に取り組み、今年で50年目となり、献血者は延べ3600人を超えた。今回の授賞はJA共済連の長年にわたる献血活動と、コロナ禍で献血協力者が減少する中、『今こそ「助け合い」、今こそ「献血」』をスローガンに積極的な献血活動を展開したことが高く評価された。

JA共済連は、2020年8月には花いっぱいキャンペーンとして、献血と花き農家支援を実施。コロナ禍で消費が落ち込んだ花き農家を支援するため、農林水産省が企画した「花いっぱいプロジェクト」に賛同し、献血協力者に花束をプレゼントした。また、今年2月には、バレンタイン企画として献血と福祉支援を行い、障がい者を積極的に雇用する千代田区の「さくらベーカリー」クッキーを購入し、協力者へプレゼントした。さらに、8月には献血と花き農家応援として持続可能な社会の実現に向けて、市場に出回らない規格外の花を購入し、協力者にプレゼントする活動を行った。

表彰式は本来、10月27日に明治記念館での開催が予定されていたが、新型コロナウイルスの感染拡大で中止となり、12月9日にJA共済ビルで、東京都赤十字血液センターの加藤恒生所長から、JA共済連の岩下秀樹常務理事へ盾の授賞が行われた。

授賞にあたり加藤所長は、「特に、昨年からのコロナ禍においては血液不足が深刻 となり 、東京都赤十字血液センターでは、緊急事態宣言が出された4月、5月には、献血車の約8割の予定が中止となった。そうした中で、JA共済連においては、様々な工夫を凝らしていただき、近隣住民を巻き込みながら積極的に献血活動にお取り組みいただき、大変感謝している」と述べた。また、JA共済連の岩下常務理事は受賞の喜びを伝えるとともに、「協同組合組織である私たちは、『相互扶助』が活動の根幹にある。長年の献血活動は、こうした姿勢の具体的な取組みのひとつ。今回の献 血活動に限らずに、今後とも地域貢献活動においては、役職員自らができることをしっかりと考え 、 行動で示していきたい」と話した。

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