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サステナビリティ・リンク・ローン締結 農林中金と三菱地所物流リート投資法人2022年2月28日

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農林中央金庫と三菱地所物流リート投資法人(MEL)は2月25日、サステナビリティ・リンク・ローン(SLL)による金銭消費貸借契約を締結したと発表した。

MELは、環境への配慮、社会貢献、ガバナンスの強化といった社会の持続可能性を向上させることが社会的責務であるとの考えのもと、MELの資産運用会社である三菱地所投資顧問(株)とともに、2019年に「サステナビリティ方針」を定めた。
一方、農林中金は2021年5月に2030年までの中長期目標としてサステナブル・ファイナンスの新規実行額10兆円を掲げるなど、サステナブル経営の実践に取り組んでいる。
SLLは借り手のESG戦略に基づくサステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット(SPTs)を設定し、貸し出し条件をターゲットの達成状況に連動させる。それによって借り手に目標達成に向けた動機付けを促進することをめざす。

今回のローン締結にあたって、MELはCO2排出量(2030年度目標:2017年度比30%削減)、エネルギー消費量(2030年度目標:2017年度比15%削減)、グリーンビルディング認証取得割合(2030年度目標100%)を設定した。また、このローン独自のSPTsとしてGRESBリアルエステイト評価(目標:2030年度まで4Stars以上の取得を継続)を設定した。

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