真の復興について考える 小山薫堂が被災地の組合員を訪問 JA共済2022年3月11日
JA共済連は「人をつなぐ助け合いの輪」をテーマに、放送作家で脚本家の小山薫堂氏が被災地の組合員から話を聞き、東日本大震災の復興について考える広告を制作。震災発生から11年を迎えた3月11日付の全国紙と地方紙の朝刊に掲載し、WEB動画も公開した。
WEB動画から。北田氏(右)と小山氏
同企画は、JA共済事業の理念である相互扶助(助け合い)について、大規模自然災害からの復興を契機とした地域や社会とのつながりを通じて、訴求。インタビュアー・ナビゲーターには多くのテレビ・ラジオ番組を手がけ、くまモンの生みの親としても知られる放送作家で脚本家の小山氏を起用した。
新聞広告ビジュアル
小山氏は、東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県九戸郡野田村を訪問。被災地のJA組合員・北田栄一氏から話を聞き、JA共済を通じて生まれる助け合いの輪や、地域のつながりの大切さを、新聞広告、インタビュー記事とWEB動画で伝えている。
取材を終えて小山氏は「真の復興とは、地域の人がつながること。支え合い、助け合いの輪を、広げることだと北田さんはおっしゃいました。北田さんは自身が被災し、お父様が入っていたJAの共済に助けられ、そのことを強く痛感したのだと思います」と感想を述べた。また、「自分が周囲の支えによって新しい希望をもてたように、今度は自分が誰かを支えたい。そのような思いから、今は自分の農地を次の世代の農業を担う方たちに貸し、新しい希望の種をまいていらっしゃる。人は日頃から多くの人に支えられている。同時に誰かを支えようと思い、行動することが、日常を豊かにする。そんなことを、北田さんと過ごした1日から感じました」と話している。
特設ウェブサイト
重要な記事
最新の記事
-
卓球アジアカップ出場の日本代表選手を「ニッポンの食」でサポート JA全農2025年2月19日
-
香港向け家きん由来製品 愛媛県、鹿児島、宮崎県からの輸出再開 農水省2025年2月19日
-
融資により19.8億円を資金調達 累計調達額は85.8億円に 日本農業2025年2月19日
-
土に還る生分解性樹脂の黒マルチフィルム「Nature master」正式販売開始 昭光通商2025年2月19日
-
全鳥連「安全・安心・おいしい鶏肉」の啓発活動を実施中2025年2月19日
-
次世代型バイオ燃料でCO2削減「リニューアブルディーゼル」導入 パルシステム神奈川2025年2月19日
-
国際協同組合年に学ぶ「協同組合」労金、農協、労協と異業種交流開催 パルシステム2025年2月19日
-
犬型ロボット×農業最前線 未来の農業に触れる講演会&体験会開催 岡山大学2025年2月19日
-
安全性検査クリアの農業機械 農用トラクターなど3機種4型式を公表 農研機構2025年2月19日
-
ノウフクJAS商品「果実なきモチ シャインマスカット」発売 農福コンソーシアムひろしま2025年2月19日
-
スギ花粉 1都19県で飛散開始 西・東日本は来週以降本格化 ウェザーニューズ2025年2月19日
-
アルビレックス新潟 ユニフォームパートナー(背中)で契約更新 コメリ2025年2月19日
-
33年間の累計総額が約5162万円に「バレンタイン・チャリティ募金」実施 共栄火災海上保険2025年2月19日
-
【農協研究会】報告Ⅰ:組合員のニーズ聞き対応を JA常陸・秋山豊組合長2025年2月18日
-
【農協研究会】報告Ⅱ:「おらが農協」意識を生み出す JA松本ハイランド 田中均組合長2025年2月18日
-
【農協研究会】報告Ⅲ:地域の農業と社会の双方の活性化に貢献する JAはだの宮永均組合長2025年2月18日
-
【農協研究会】報告Ⅳ:"地消地産"で消費者や准組合員の仲間づくり JAぎふ 岩佐哲司組合長2025年2月18日
-
【農協研究会】コメント:正組合員に稼がせなければ農業協同組合ではない 元JA全青協会長 飯野芳彦氏2025年2月18日
-
米の「民間輸入」急拡大 兼松は1万トン 仕向け先は外食から小売まで2025年2月18日
-
備蓄米売り渡し 説明会に200人超参加 買受後は精米での流通を原則 農水省2025年2月18日