ブローディア・プライベート投資法人とグリーンローンを契約 農林中金2022年3月31日
農林中央金庫は3月30日、ブローディア・プライベート投資法人（BPR）とグリーンローンによる金銭消費貸借契約を締結した。
今回の契約締結による融資金額は5億円で融資期間は5年。BPRが策定したグリーンファイナンス・フレームワークに定める 「グリーンファイナンスの投資対象となる適格クライテリア」を満たす特定資産の神保町北東急ビルの取得資金に充てられる。
グリーンローンは、環境改善効果のある事業に必要な資金供給と、その事業の環境改善効果を評価することで、社会の持続可能性の向上に向けた取り組みを促進するもの。
農林中金は、2019年からサステナブル経営を始め、2021年4月にグリーンローン原則等に準拠した資金使途限定のESGローン商品を創設。今回の契約締結は私募REIT向けグリーンローンとなる。
なお、同ローンにあたり、BPRでグリーンファイナンス・フレームワークを策定しており、日本格付研究所の「JCRグリーンファイナンス・フレームワーク評価」で最上位評価である「Green1（F）」を取得している。
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