「DBJ環境格付」に基づき資金調達 環境経営度で高評価 JA三井リース2022年4月1日
JA三井リースは3月31日、日本政策投資銀行(DBJ)が実施する「DBJ 環境格付」を取得し、同格付に基づく融資を受けことを発表した。
「DBJ 環境格付」融資は、DBJが開発したスクリーニングシステム(格付システム)により企業の環境経営度を評点化し、優れた企業を選定する世界で初めての融資メニュー。JA三井リースは、「DBJ環境格付」で特に次の3点で高い評価を受けた。
(1)自社の環境配慮サービスとして、再エネ関連投融資及び低炭素・脱炭素設備のリース・割賦等を提供するとともに、営業担当者向けに勉強会を実施するほか、取引先への提案において環境負荷低減効果を定量的に示す等、サービスの拡大に向けた取り組みを進めている点
(2)サステナビリティ推進委員会を新たに立ち上げ、従業員へのアンケート及びワークショップの実施や株主との意見交換等、社内外のステークホルダーの意見を踏まえながらマテリアリティを特定し、全社的なサステナビリティ経営の推進に着手している点
(3)自社の強みである農林水産業向けリースの知見や顧客基盤を活かし、収穫機の広域産地間リレーによるシェアリングビジネスの実証にファイナンスの観点から参画する等、次世代型の農林水産業の実現に向けた貢献に尽力している点
同社は、グループ経営理念「Real Challenge, Real Change」に掲げる「より良い社会と未来」の実現に向けてサステナビリティ経営を推進。事業を通じて、「カーボン ニュートラルの実現への貢献」、「サーキュラーエコノミーの推進」など重要取組課題の解決に取り組んでおり、今回のDBJによる格付では、その取組が評価された。
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