混在する複数の申請方法を「SmartDB」で一本化 ＪＡ三井リース2022年4月21日
ＪＡ三井リースとドリーム・アーツは、ＪＡ三井リースが、大企業向け業務デジタル化クラウド「SmartDB（スマートデービー）」を導入したことを発表。ＪＡ三井リースは、3月から部門内の各種申請業務で「SmartDB」の本格利用を始めた。
SmartDBによる電帳法対応と基幹システム連携
ＪＡ三井リースは、全社的なデジタルトランスフォーメーション（DX）推進プロジェクトの一環として、社内の生産性向上と業務全体の最適化を目的とした業務プロセス改革に取り組んでいる。 新型コロナウィルス感染拡大に対するテレワークの推進やサステナビリティ経営推進の観点からも、ペーパーレスで効率的に業務を遂行できる体制の整備が求められていた。
従来のシステムではワークフローの作成・変更の都度システム部門への作業依頼が必要となり、時間とコストがかかることから、数百の申請業務でデジタル化が進まず、紙・メール・ファイル共有と申請方法が混在。同社は、「完全ペーパーレス化」と「部門担当者自らがワークフローを作れる体制づくり」をめざし、SmartDBを採用した。これにより、契約書管理業務のほか、経費申請や汎用申請のデジタル化がすでに完了。承認に要する時間が導入前と比べ80%程度削減しているケースもあり、業務スピードが向上している。
今後は、AI-OCRやRPAツール、チャットボットなどの他システムとの連携も進めながら段階的に利用範囲を拡大する予定。
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