3年ぶりの「LAの甲子園」でJA共済支える384人に優績表彰 JA共済連が全国表彰式2022年7月13日
JA共済連は7月12日、令和3年度JA共済優績ライフアドバイザー(LA)全国表彰式を東京都内で開いた。昨年と一昨年は新型コロナウイルスの感染拡大のため見送られ、開催は3年ぶり。コロナ禍で活動に制約がある中でJA共済の普及拡大に努め、優秀な成績をおさめた384人が優績表彰を受賞し、参加したJA関係者や全国のLA仲間などから祝福を受けた。
3年ぶりに開催された全国表彰式
この全国表彰式は「LAの甲子園」ともいわれ、LAにとって最高の栄誉とされている。JAのライフアドバイザーは、全国で1万8744人(今年3月現在)いて、JA共済の普及拡大に取り組んでいる。
挨拶を述べる青江伯夫経営管理委員会会長
3年ぶりの開催となった式の冒頭、青江伯夫経営管理委員会会長は「この日を待ち、楽しみにしていました。農業や食が大きく変わろうとする中、この変わりばなをJAグループの一員としてとらえなければならないと考えています。組合員に寄り添い、安心を届け、より農業・地域社会と深くつながっていく、この3原則をもとに皆さんと一緒に汗をかいていきたいと思っています」と挨拶した。
今回の受賞LAは優績表彰が384人。その中で特に優秀な成績をおさめたLAを対象とする総合優績表彰を6人が受賞した。また、新任優績表彰は6人、15回、10回、5回の「通算表彰」は42人だった。
総合優績表彰を受けた川島翔平さん(JAちば東葛)
表彰式では、各部門の代表者などに青江会長から表彰状が手渡され、受賞の感想などを述べた。総合優績表彰(共済専任)を受賞した川島翔平さん(JAちば東葛)は「日本一のLAになれたことより厳しい時代に皆さんと一緒に仕事をできることが自慢であり、財産であり、誇りです。まだまだ厳しい時代が続きますが力を合わせて頑張っていきたいと思います」と述べた。
総合優績表彰を受けた飯田恒明さん(JA越谷市)
また、夫婦で表彰式に出席した、同じく総合優績表彰(共済専任以外)を受賞した飯田恒明さん(JA越谷市)は、「昨年のイベントには医療従事者の妻を呼ぶことができず、今年は絶対という気持ちで取り組んできました。これからも笑顔を絶やさず精一杯輝いていきたいと思います」と述べた。
決意表明をする仲野将一さん(JA大阪南)
続いて今回の優績表彰受賞者で最年少の仲野将一さん(JA大阪南)が決意表明に立ち、「昨年度、LAの任命を受け、組合員・利用者のお役に立ちたい、目の前のお客さまに元気を届けたいという想いで訪問活動を続けてきました。1つでも多くのありがとうをいただけるよう日々精進していきます」と力強く宣言した。
式では最後に歸山好尚代表理事専務が閉会の挨拶に立ち、「皆さんこそがJA共済の宝です。受賞した皆さまにはLAの範として後進の若手LAの育成にも取り組み、ワンチームとなってJA・JA共済の総合力を発揮できるよう取り組んでいただきたい」と参加者に言葉を送った。
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