「第45回全国フロントマン選抜技術競技会」最優秀賞は福島県・鈴木大助さん JARIC2022年11月25日
JA共済自動車指定工場協力会(JARIC)主催の「第45回全国フロントマン選抜技術競技会」が11月11日、JA共済幕張研修センターで開かれ、最優秀賞は福島県の鈴木大助さん(有限会社カーサービス・スズキ)に決定。このほか、優秀賞2人と敢闘賞2人が決まった。
第45回全国フロントマン選抜技術競技会出場選手
JARICは、JA、JA共済連と自動車修理工場の相互による発展を目的とした組織で、全国で約1700の工場が加盟している。その中でフロントマンは工場の代表者としてドライバーの相談窓口になるとともに、工場内では作業指示者、作業工程管理者の役割を担っている。
JARICでは、フロントマンの技術向上を図り、優良かつ迅速な修理を行うため、1974年から「全国フロントマン選抜技術競技会」を実施。出場資格は、各県域大会の成績優秀者で、今年は10人の精鋭フロントマンが全国大会に出場した。
競技会では、フロント部とリヤ部が損傷した2台の事故車について、1台につき制限時間100分以内に損傷程度やパーツ交換の必要性、工賃などを確認し、損害修理見積書を作成。11月17日に全国技術アジャスター協会平林康男会長をはじめとする5人の審査委員が、その精度を評価した。
審査委員長の平林会長は「事故車見積もり作成において大事なことの一つに、損傷範囲の把握がある。事故における損傷がどこから始まり、どこが終点なのかを知ることにより、適正な修理方法を決定でき、正しく正確な見積もりを素早く作成することにより、お客様に最適な情報を提供することが、フロントマンの使命となることを理解し、今後も研鑽を積むことを期待する」と講評した。
見積競技風景(フロント 部損傷車)
◎受賞者
■最優秀賞
福島県:鈴木大助氏(有限会社カーサービス・スズキ)
■優秀賞
山口県:大村英樹氏(防府車輌株式会社)
福岡県:宮崎正剛氏(辻
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