新型コロナで支払共済金455億円 22年度上半期 JA共済連2022年12月1日
JA共済連は12月1日、2022年度業績を公表した。経常利益は前年同期に比べ575億円減少し1282億円となった。
生命総合共済の新契約高は73万3000件(前年同期比88.6%)、保障共済金額では1兆3247億円(同75.4%)となった。また、JA共済連が収納した共済掛金は3778億円(同62.0%)となった。
建物更生共済の新契約高は件数で42万9000件(同83.2%)、保障共済金額では6兆4458億円(同83.2%)となった。JA共済連が収納した共済掛金は1895億円(同71.0%)となった。
自動車共済の新契約高は契約件数で403万4000件(同99.9%)でJA共済連が収納した共済掛金は1306億円(同98.9%)となった。
自賠責共済は契約台数で158万2000台(同97.4%)、JA共済連が収納した共済掛金は222億円(同97.6%)となった。
生命総合共済と建物更生共済合計の保障共済金額は227兆4712億円で前年度末比で98.3%、3兆9792億円の減少となった。
受入共済掛金は一時払共済金の減少などで、前年度上半期に比べ4868億円減の2兆473億円となった。
支払共済金は、新型コロナウイルスや3月に発生した福島沖地震にかかる支払共済金が増加し事故共済金は増えたものの、満期共済金の減少で前年同期に比べ5652億円減の1兆6919億円となった。
なお、上半期の新型コロナウイルス感染症にかかる生命総合共済からの支払共済金は、入院共済金424億円、死亡共済金30億円の計455億円となった。
正味財産運用益(財産運用収益-財産運用費用)は前年同期比204億円増の4655億円となった。
経常利益は同575億円減の1282億円となった。
総資産は前年度末に比べ9663億円減の57兆2263億円(同98.3%)となった。
基礎利益は、新型コロナウイルス感染症や地震にかかる支払共済金の増加にともなって危険差損益が減少したことから、前年度上半期に比べ1400億円減の1395億円となった。
重要な記事
最新の記事
-
【人事異動】JA全農(2025年1月1日付)2024年11月21日
-
【地域を診る】調査なくして政策なし 統計数字の落とし穴 京都橘大学教授 岡田知弘氏2024年11月21日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】国家戦略の欠如2024年11月21日
-
加藤一二三さんの詰め将棋連載がギネス世界記録に認定 『家の光』に65年62日掲載2024年11月21日
-
地域の活性化で「酪農危機」突破を 全農酪農経営体験発表会2024年11月21日
-
全農いわて 24年産米仮渡金(JA概算金)、追加支払い2000円 「販売環境好転、生産者に還元」2024年11月21日
-
鳥インフル ポーランドからの家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年11月21日
-
鳥インフル カナダからの生きた家きん、家きん肉等の輸入を一時停止 農水省2024年11月21日
-
JAあつぎとJAいちかわが連携協定 都市近郊農協同士 特産物販売や人的交流でタッグ2024年11月21日
-
どぶろくから酒、ビールへ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第317回2024年11月21日
-
JA三井ストラテジックパートナーズが営業開始 パートナー戦略を加速 JA三井リース2024年11月21日
-
【役員人事】協友アグリ(1月29日付)2024年11月21日
-
畜産から生まれる電気 発電所からリアルタイム配信 パルシステム東京2024年11月21日
-
積寒地でもスニーカーの歩きやすさ 防寒ブーツ「モントレ MB-799」発売 アキレス2024年11月21日
-
滋賀県「女性農業者学びのミニ講座」刈払機の使い方とメンテナンスを伝授 農機具王2024年11月21日
-
オーガニック日本茶を増やす「Ochanowa」有機JAS認証を取得 マイファーム2024年11月21日
-
11月29日「いい肉を当てよう 近江牛ガチャ」初開催 ここ滋賀2024年11月21日
-
「紅まどんな」解禁 愛媛県産かんきつ3品種「紅コレクション」各地でコラボ開始2024年11月21日
-
ベトナム南部における販売協力 トーモク2024年11月21日
-
有機EL発光材料の量産体制構築へ Kyuluxと資本業務提携契約を締結 日本曹達2024年11月21日