「令和4年度優良支店スマイルサポーター全国交流集会」開催 JA共済連2023年2月28日
JA共済連は2月16日と17日、「令和4年度優良支店スマイルサポーター全国交流集会」をグランドニッコー東京ベイ舞浜(千葉県浦安市)で開催。全国から157人のスマイルサポーターが集まり、利用者満足度の向上や窓口対応力の強化に取り組んだ。
講演会の様子
スマイルサポーターは、JAの支店窓口担当者の愛称。JAでは支店の要であり、来店する組合員・利用者にとっては身近で頼りがいのある「JAの顔」として1月現在、約1万4800人が全国で活躍している。
スマイルサポーターには、正確で迅速な事務手続きや、組合員・利用者のニーズに応じたきめ細かな対応、利用者満足度(CS)の向上など、事務・推進の両面から高度な窓口対応力が求められる。今回の交流集会は、講演会や分科会等の2日間のカリキュラムを通じて、業務に活かせるヒントや気づきなどが共有された。
交流集会の冒頭で、JA共済連の深井裕常務理事は「スマイルサポーターという愛称を使用して16年目となるが、名前の通り、日々笑顔で業務に励まれていると思う。当交流集会が皆さまの気づきの場になれば。この2日間を笑顔で過ごしてほしい」と挨拶した。
少人数のグループに分かれて行われた分科会では、今後の窓口対応力強化に向け、他のスマイルサポーターとディスカッションを通じて、悩みや課題、優良事例を共有した。主なテーマは、自動車共済の新規加入やグレードアップ、窓口における長期共済の案内、LA(ライフアドバイザー)への情報提供・情報連携など。
分科会の様子
自動車共済のグレードアップをテーマに討議したグループでは、「組合員・利用者の方の中には、自動車共済に加入しているからどんな事故でも大丈夫と思っている方が多い。まずは、どんな保障に加入されているかを説明し、事故の具体例などを説明することで不足している保障の必要性を理解いただき、グレードアップにつなげている」、「保障設計書にフルラインナップの保障内容を組み入れるなど、複数のパターンを用意し、組合員・利用者の皆さまのニーズに沿った提案を心がけている」など、各JAでの取組事例が次々と出され、活発な意見交換の場となった。
交流集会の参加者からは、「他のスマサポも同じ悩みを持ちながら業務に臨んでいることが分かり、気持ちが楽になった。交流集会で学んだことを支店で共有し、窓口業務のスキルアップやCS向上に努めたい」、「他JAのスマサポとの交流で大変刺激を受けた。これからも自分を高められるように頑張りたい」などの感想が寄せられた。
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