「DBJ環境格付」に基づく資金調達を実施 JA三井リース2023年4月3日
JA三井リースは3月31日、日本政策投資銀行(DBJ)が実施する「DBJ 環境格付」を取得し、同格付に基づく融資を受けたことを発表した。
「DBJ 環境格付」融資は、DBJ が開発したスクリーニングシステム(格付システム)により企業の環境経営度を評点化し、優れた企業を選定するという世界で初めての融資メニュー。JA三井リースは、今回の「DBJ環境格付」で特に次の点で高い評価を受けた。
(1)環境面を含むサステナビリティ全般に関する事項を、経営層をトップとし全社横断的な組織体であるサステナビリティ推進委員会で協議しつつ、全社員向けのe-learning等を通じた啓発活動も実施することで、サステナビリティ経営を現場レベルのPDCAに落とし込む仕組みを整えている点
(2)ステークホルダーの視点を踏まえた議論を通じ、カーボンニュートラルの実現やサーキュラーエコノミーの推進といった環境貢献を重要課題として特定した上で、それらに紐づくKPIや目標を設定するとともに、2022年度からは、その達成に向けた取組事項を部門ごとの事業計画にも織り込んでいる点
(3)再エネシステムの初期負担軽減・導入促進を図るための企業・自治体向けサブスクリプションサービスの開発や、再エネ関連投融資の実行に際しての顧客に対するインセンティブ付けの実施等、環境配慮サービスの訴求力強化に向けた取組を進めている点
JA三井リースは、グループ経営理念「Real Challenge, Real Change」で掲げる「より良い社会と未来」の実現に向けてサステナビリティ経営を推進しており、事業を通じて、「カーボン ニュートラルの実現への貢献」、「サーキュラーエコノミーの推進」といったマテリアリティ(重要取組課題)の解決に取組んでいる。今回のDBJによる格付は、これらの取組が評価されたもの。
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