大阪ガス、JA三井リース、afterFIT 営農型発電所を含む非FIT/非FIP太陽光発電所を建設2023年7月28日
大阪ガスとJA三井リースは、営農型太陽光発電所を含む国内7か所、計容量8500kWの非FIT/非FIP太陽光発電所を共同で建設することを決めた。同発電所の建設は、経済産業省が公募する「需要家主導による太陽光発電導入促進補助金(令和4年度予算)」の採択を受けて実施され、発電された電気は大阪ガスが全量買い取った上で再生可能エネルギーを必要とされる顧客に供給する。
事業のスキーム図
同事業は、大阪ガスとJA三井リースが50%ずつ出資するAO電力1号合同会社を通して実施され、その内5か所については、株式会社afterFITが設計・調達・建設を担う。
運転管理・メンテナンス業務については7か所すべての発電所をafterFITが担う予定。
また、同事業の内、北海道夕張郡長沼町で建設する発電所は、農地の上に太陽光パネルを設置し、発電事業と同時にパネルの下で農作物(牧草)を栽培する営農型太陽光発電所を予定。
株式会社田舎暮らしが牧草の栽培・収穫および近郊の牧場への家畜の餌としての供給を担う。
大阪ガスとafterFITが営農型太陽光発電事業に取り組むのは今回が初めとなる。
なお、同事業で必要な資金の一部は、三菱UFJ銀行とのノンリコース融資契約のもと、プロジェクトファイナンスで調達される予定。
営農型発電を含む非FIT/非FIP太陽光発電所の開発事業へのノンリコース融資の供与は、国内金融業界においても先駆的な取り組みとなる。
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