自動運転技術の活用で次世代物流システム構築めざす「T2」へ出資 JA三井リース2023年9月4日
JA三井リースは9月1日、レベル4自動運転トラックによる幹線輸送サービス提供をめざす株式会社T2(千葉県市川市)に出資したことを発表した。
物流業界は、宅配需要の増加等により、ドライバー不足が社会問題となっており、今後、労働人口の減少や法改正により問題がさらに深刻化すると考えられている。
物流業界において、主要物流拠点間を往復する「レベル4自動運転トラック幹線輸送サービス」の提供を目指すT2は、同サービスにより、効率的で安全な輸送を実現し、物流業界の未来を支えることに貢献していく。
JA三井リースは、中期経営計画「RealChange2025」において、「ビジネスモデル転換による専門領域の事業拡大」や「モビリティ関連事業への進出」を掲げている。日本の物流業界が抱える貨物輸送需要の増加やトラックドライバー不足等の社会課題に対し、日本の物流の未来を支えるレベル4自動運転技術を活用した自動運転トラックによる幹線輸送サービス事業化の社会的意義を高く評価し、T2への出資を決めた。
今回の出資を機に、JA三井リースグループの持つファイナンス機能や営業ネットワーク、車両管理サービスの提供など、多岐にわたる連携を加速し、T2のサービス事業化につなげ、技術革新による豊かな社会の実現をめざす。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(138)-改正食料・農業・農村基本法(24)-2025年4月19日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(55)【防除学習帖】第294回2025年4月19日
-
農薬の正しい使い方(28)【今さら聞けない営農情報】第294回2025年4月19日
-
若者たちのスタートアップ農園 "The Circle(ザ・サークル)"【イタリア通信】2025年4月19日
-
【特殊報】コムギ縞萎縮病 県内で数十年ぶりに確認 愛知県2025年4月18日
-
3月の米相対取引価格2万5876円 備蓄米放出で前月比609円下がる 小売価格への反映どこまで2025年4月18日
-
地方卸にも備蓄米届くよう 備蓄米販売ルール改定 農水省2025年4月18日
-
主食用МA米の拡大国産米に影響 閣議了解と整合せず 江藤農相2025年4月18日
-
米産業のイノベーション競う 石川の「ひゃくまん穀」、秋田の「サキホコレ」もPR お米未来展2025年4月18日
-
「5%の賃上げ」広がりどこまで 2025年春闘〝後半戦〟へ 農産物価格にも影響か2025年4月18日
-
(431)不安定化の波及効果【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年4月18日
-
JA全農えひめ 直販ショップで「えひめ100みかんいよかん混合」などの飲料や柑橘、「アスパラ」など販売2025年4月18日
-
商品の力で産地応援 「ニッポンエール」詰合せ JA全農2025年4月18日
-
JA共済アプリの新機能「かぞく共有」の提供を開始 もしもにそなえて家族に契約情報を共有できる JA共済連2025年4月18日
-
地元産小粒大豆を原料に 直営工場で風味豊かな「やさと納豆」生産 JAやさと2025年4月18日
-
冬に咲く可憐な「啓翁桜」 日本一の産地から JAやまがた2025年4月18日
-
農林中金が使⽤するメールシステムに不正アクセス 第三者によるサイバー攻撃2025年4月18日
-
農水省「地域の食品産業ビジネス創出プロジェクト事業」23日まで申請受付 船井総研2025年4月18日
-
日本初のバイオ炭カンファレンス「GLOBAL BIOCHAR EXCHANGE 2025」に協賛 兼松2025年4月18日
-
森林価値の最大化に貢献 ISFCに加盟 日本製紙2025年4月18日