JA全農ミートフーズとPPA締結 JA三井エナジーソリューションズなど2023年11月2日
JA三井リースの再生可能エネルギー分野における戦略事業子会社のJA三井エナジーソリューションズ、農林中央金庫およびアイ・グリッド・ソリューションズの子会社であるVPP Japanが共同で出資するサーキュラーグリーンエナジー合同会社は、JA全農ミートフーズ(ZMF)とPPA(電力販売契約)を締結。ZMF高崎ハム工場の屋根に自家消費型太陽光発電設備を設置することについて合意した。
ZMF高崎ハム工場
ZMFは持続可能な畜産事業を実現するための重要課題として、①気候変動対策、②資源循環・耕畜連携、③アニマルウェルフェアを抽出し、それぞれ取り組みを検討している。
JA三井リースグループと農林中央金庫は、取引先および系統団体が保有する建物屋根を活用した「余剰電力循環型太陽光PPAサービス」をアイ・グリッドグループとともに推進し、GHG排出量及び電力コストの削減等に貢献するソリューションを提供。
今回の取組みにより、ZMFにおけるGHG排出量削減やエネルギーの地産地消、非常時の地域電源としての運用を支援するとともに、国内における再生可能エネルギー比率の向上を通じた農林水産分野、地域社会および系統団体の発展と脱炭素化に向けた取組みを加速する。
PPAによる電力供給は年間401MWhとなり、ZMF高崎ハム工場の消費電力の約6%に相当する電力を再生可能エネルギーに切り替えることになる。これにより、年間GHG排出量約177トンの削減が見込まれる。
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