JA共済「全国小・中学生書道・交通安全ポスターコンクール」入賞者決定2023年12月22日
JA共済連は12月21日、令和5年度の全国小・中学生「書道・交通安全ポスターコンクール」の入賞者を発表した。
令和5年度で、書道コンクールは67回、交通安全ポスターコンクールは52回となった。今年度は、全国の小・中学生から、書道コンクールは約101万8000点、交通安全ポスターコンクールは約9万2000点の応募があり、このうち、各都道府県段階の審査で選ばれた小学校1年生から中学校3年生までの各学年の優秀作品(書道842点、交通安全ポスター343点)について、11月20日に書道、同24日に交通安全ポスターの全国審査を行った。
その結果、書道コンクールでは、大賞の「農林水産大臣賞」、「文部科学大臣賞」(計16点)、交通安全ポスターコンクールは「内閣府特命担当大臣賞」、「農林水産大臣賞」、「警察庁長官賞」、「文部科学大臣賞」(計12点)をはじめとした書道266点、交通安全ポスター135点の入賞作品が決まった。
交通安全ポスターをテーマ別に分析すると、10年ぶりに訴求テーマの首位が代わり、「自転車のヘルメット着用」を訴求する作品がトップに。4月の改正道路交通法施行で自転車利用者のヘルメット着用が全世代で努力義務になり、この話題に子どもたちもいち早く反応。「自転車のヘルメット着用」の構成比が23.3%(作品数80点)と、前年度の構成比5.2%(同18点)から約4倍増加した。
また、「歩行者優先」を題材とした作品が年々増加。このテーマの過去3年間の構成比をみると、2021年度が1.1%、2022年度が3.2%、2023年度が4.7%と着実に伸びている。
さらに、新たな乗り物「電動キックボード」を描いた作品が初登場。作品の標語をみると、「新しい車に注意」(小3)、「免許はなくともルールはある」(小6)、「ルールを知って乗っていますか」(中1)など、電動キックボードの利用者だけでなく、歩行者やドライバーにも注意を促している。
<大賞受賞者>
第67回(令和5年度)JA共済全国小・中学生書道コンクール
◎農林水産大臣賞
【条幅の部】
埼玉県深谷市立桜ヶ丘小学校2年 浦山愛悠
岡山県岡山市立平福小学校3年 山中天翔
山梨県笛吹市立御坂西小学校5年 山本麗乃
岡山県倉敷市立玉島東中学校1年 梅田梨瑚
【半紙の部】
群馬県高崎市立堤ヶ岡小学校1年 中束ひな乃
千葉県我孫子市立我孫子第三小学校4年 茅野笑彩
福岡県北九州市立中井小学校5年 山内優芽
東京都江東区立第三砂町中学校2年 中島有彩
◎文部科学大臣賞
【条幅の部】
千葉県南房総市立三芳小学校1年 神作英希
和歌山県有田川町立藤並小学校4年 丸野杏莉
佐賀県佐賀市立思斉小学校6年 中原紗希
岡山県倉敷市立玉島東中学校3年 梅田梨里
【半紙の部】
岐阜県大垣市立中川小学校2年 藤森有純
徳島県つるぎ町立半田小学校3年 鎌倉歩生
栃木県小山市立若木小学校6年 佐久間輝
愛知県名古屋市立一色中学校3年 髙羽彩優
第52回(令和5年度)JA共済全国小・中学生交通安全ポスターコンクール
◎内閣府特命担当大臣賞
群馬県明和町立明和西小学校3年 黒澤玲那
群馬県草津町立草津小学校6年 朝日詩歩
長野県須坂市立墨坂中学校2年 相沢成美
◎農林水産大臣賞
群馬県明和町立明和西小学校1年 鑓田惇人
鹿児島県鹿児島市立桜丘東小学校6年 小谷桜伽
島根県松江市立東出雲中学校2年 村上香菜
◎警察庁長官賞
熊本県御船町立御船小学校2年 上田あいり
高知県国立高知大学教育学部附属小学校4年 柳瀬成彩
愛知県あま市立美和中学校1年 髙綱佳歩
◎文部科学大臣賞
岐阜県各務原市立那加第二小学校2年 杉本あやの
和歌山県上富田町立朝来小学校5年 山西陽彩
福島県新地町立尚英中学校3年 目黒なな子
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