豊洲防災フェス 過去発生の大地震再現「ザブトン教授の防災教室」出展 JA共済連2024年3月13日
JA共済連は、3月9日、10日の2日間、東京・湾岸エリアの豊洲公園内花木とモニュメント広場などで開かれた防災イベント「豊洲防災Festiv@ l2024」に出展。過去に発生した大地震などを再現するJA共済オリジナルの体験型防災・減災プログラム『ザブトン教授の防災教室』のブースを出展し、全国各地で発生が懸念される大地震への「備え」の大切さを呼びかけた。
「ザブトン教授の防災教室」体験
防災意識を高めるために開発された『ザブトン教授の防災教室』は、イス型の地震動体験装置「地震ザブトン」と地震発生時の室内の様子を再現したVRゴーグルやモニターを使い、過去に発生した大地震や今後想定される大地震を疑似体験できるJA共済オリジナルの体験学習型プログラム。同イベントでは、2023年9月に新コンテンツとして追加した"関東大震災級の揺れ"と"首都直下地震(都心南部直下地震)相当の揺れ"をはじめ、阪神・淡路大震災、東日本大震災など過去に国内で発生した地震を含む7種類の大地震を再現するコンテンツを用意した。
また、防災クイズやLINEヤフー株式会社(ヤフー防災模試)とのコラボレーション企画「防災『備える』宣言」を実施。休日で賑わう会場には、子どもから高齢者まで多くの人々が来場し、2日間で計1218人が参加した。
LINEヤフーとのコラボ企画「防災『備える』宣言」
同ブースで、ザブトン教授の防災教室「阪神・淡路大震災」を体験した30代女性は「家具が横から急に倒れてきてすごく驚いた。大きな棚や家具が急に倒れてきたらどうすることもできないことがわかり、家具を固定することの重要性を実感。家に帰ったら早速実践したい」と振り返った。また、同「新潟県中越地震」を体験した10代男性は「能登半島地震のニュースを見て参加しようとブースに立ち寄った。直下型の地震はこんなに揺れるんだとびっくり。想像をはるかに超えていた」とコメント。このほか、このイベントに参加するために名古屋から来たという40代男性は、同「南海トラフ地震」を体験し、「地震によって揺れ方が全く違うことを初めて知った。地元(名古屋)でも今後大きな地震が発生するといわれているので、日頃から気をつけたいと思った」と話した。
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