パーパス、キャッチフレーズ、新たな中期経営計画を策定 近畿ろうきん2024年4月3日
近畿労働金庫(近畿ろうきん)は4月1日、設立25年の節目を機に「近畿ろうきんのパーパス(=社会的な存在意義)」を制定し、キャッチフレーズをリニューアル。また、2024年度からの3年間を計画期間とする第9次中期経営計画を策定し発表した。
新キャッチフレーズ
新たに制定した「近畿ろうきんのパーパス」では、社会における変化のスピードが急速化する時代だからこそ、同金庫の変わらぬ大切な価値観・役割をパーパスとして明文化し、理念と並ぶ最重要概念に位置付けた。「会員組合員一人ひとりから預金をお預かりし、そのお金を、働く仲間である組合員が必要なとき・困ったときに融資してサポートする」という、ろうきんならではの"助け合いによるお金の循環"を存在意義として掲げている。また、制定したパーパスを起点に、同金庫がめざす今後の方向性を端的にキャッチフレーズ「はららくみんなを全力応援!」を2024年度から使用する。
◎第9次中期経営計画
<計画期間>
2024年度~2026年度
<基本方針(コンセプト)>
「会員との深いつながり」を何よりも大切にし、「誰もがアクセスできる金融」をめざして挑戦します。
<重点的な取組み>
Ⅰ.生活応援運動の拡大 ~結びつきの強化~
①労働界・関係団体との連携の強化
②金融教育を通じた役割の発揮
③組合員・勤労者の課題解決
④共生社会への寄与
Ⅱ.金融DXへの挑戦 ~意識・行動の変革~
①取引・手続きのデジタル移行
②営業店・本部の事務レス促進
③コストミニマムと成果の還元
<恒常的な取組み>
①人材の確保・育成・活用
②コンプライアンス
③リスク管理
④ALM(資産負債総合管理)
⑤マネーローンダリングおよびテロ資金供与対策
⑥サイバーセキュリティ
⑦内部監査
<計数目標>
当期純利益:毎年度20億円以上
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