「令和6年能登半島地震」建物更生共済 支払い共済金718億円 JA共済2024年4月15日
JA共済連は、令和6年能登半島地震において、3月31日現在の損害調査の進捗状況と奥能登地域の全損物件にかかる対応について公表した。
JA共済による損害調査の様子(1月に石川県で)
建物更生共済における事故受付件数(3月31日現在)は新潟県2万1478件、富山県3万1011件、石川県5万9226件、福井県2314件、その他614件で計11万4643件。支払い共済金は、新潟県133億6000万円、富山県115億3000万円、石川県455億2000万円、福井県11億6000万円、その他2億4000万円で計718億1000万円だった。
JA共済連は、迅速な損害調査・共済金の支払いを実現するため、全国規模の広域査定支援体制を確立。被災県域の職員に加え、これまでに全国から延べ1218人の職員を派遣し、損害調査を実施している。また、早期に共済金の支払いを完了するため、被災県域に加え、3拠点(全国本部・川崎センター・大阪センター)で集中事務処理支援体制を構築。調査が完了した事案の支払処理等を実施している。
◎全国からの職員派遣数
新潟県:89人
富山県:391人
石川県:738人
計1218人
さらに、石川県奥能登地域における津波による全損物件への対応としては、人工衛星写真や航空写真の情報をもとに特定した奥能登地域の津波エリアに対し現地調査を行い、津波エリア内における全損区域を判定した。地図情報システム上の契約情報とのマッチングにより、珠洲市と能登町内の計5地区235件の契約物件が全損区域内に存在すると判定。1棟ごとの調査や契約者の立会い、「罹災証明書」の提出を求めることなく共済金の支払いを可能としている。
重要な記事
最新の記事
-
鳥インフル 国内47例目 千葉県で確認2025年1月30日
-
初動5年で農業の構造改革 28の目標掲げ毎年検証 次期基本計画2025年1月30日
-
営農管理システム「Z-GIS」と「レイミーのAI病害虫雑草診断」アプリが4月に連携開始 地域全体を簡単把握、現場データ管理がより手軽に JA全農と日本農薬(1)2025年1月30日
-
営農管理システム「Z-GIS」と「レイミーのAI病害虫雑草診断」アプリが4月に連携開始 地域全体を簡単把握、現場データ管理がより手軽に JA全農と日本農薬(2)2025年1月30日
-
2025年も切り花の品薄単価高が続く【花づくりの現場から 宇田明】第52回2025年1月30日
-
何かと言えば搗いた餅【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第326回2025年1月30日
-
雑草防除で成果保証型サービス開始 節水型乾田直は栽培を普及へ BASFジャパン2025年1月30日
-
担い手集め地域農業守る 労働力支援協議会が発足 JAみなみ筑後2025年1月30日
-
農林中金「アグリウェブ」に農業特化型生成AIを提供開始 きゅうりトマトなすび2025年1月30日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」神奈川県で幻の果実「湘南ゴールド」を収穫 JAタウン2025年1月30日
-
JAしまね「ファミマフードドライブ」を通じて食品寄贈 地域支援拡大の仕組みを構築2025年1月30日
-
「北海道スマートフードチェーンプロジェクト事業化戦略会議2025」開催 農研機構2025年1月30日
-
今年いちばん「うまい米」第11回「お米番付」最優秀賞など発表 八代目儀兵衛2025年1月30日
-
茨城県のブランド豚肉を堪能「常陸の輝きメニューフェア」2月1日から県内のレストランで開催2025年1月30日
-
「日本さつまいもサミット」今年度の特選生産者8組が決定2025年1月30日
-
【人事異動】協友アグリ(1月29日付)2025年1月30日
-
【人事異動】東邦化学工業(2月1日付)2025年1月30日
-
【役員人事】クミアイ化学工業(1月29日付)2025年1月30日
-
彦摩呂が驚く 南アルプス市のおいしいもの「タベサキ」新番組スタート2025年1月30日
-
農業課題解決と技術革新へ 広沢技術振興財団ものづくり技術助成事業に採択 AGRIST2025年1月30日