全国の小学校・児童館に横断旗を寄贈「7才の交通安全プロジェクト」こくみん共済 coop2024年4月25日
こくみん共済 coop〈全労済〉は、「7才の交通安全プロジェクト」の一環として、全国の小学校・児童館などに15万7812本の横断旗を寄贈。4月17日に寄贈先の一つである東京都足立区立弘道小学校で、寄贈式と子どもの交通安全について意見交換会を行った。
足立区立弘道小学校で行われた横断旗の寄贈式に臨んだ弘道小学校の井上校長(右)とこくみん共済 coopの坂本隆浩常務執行役員
「7才の交通安全プロジェクト」は、子どもたちを交通事故から守る取り組み。小学校にあがり行動範囲が広がる7才児は、大人よりも目線が低く、まだ充分に注意力が育まれていないため、交通事故による死者数が突出して多いというデータがある(交通事故総合分析センター調べ)。同会は、このデータに着目し、未来ある子どもたちを交通事故から守るため、2019年1月から交通事故抑制に取り組んでいる。
17日に意見交換会が行われた弘道小学校では、交通事故から子どもたちを守る取り組みとして、同校がある足立区の交通安全を専門の指導スタッフと定期的に交通安全教室を実施。また、足立区では3年生に、自転車に乗るために免許を交付するという制度があり、その際は体育館にコースを作り、警察からの指導を行っている。
同校の井上龍夫校長は「交通安全教育を行う上で、子どもたちがどこまで自分事化できたかが毎回の課題だと感じている。また、子どもたちだけでなく、家庭や地域の方々みんなの交通安全の意識を高めていくことも大切」とコメント。また、「7才の交通安全プロジェクト」のついて、「非常に良い取り組み。広く周知されて、みんなの取り組みになることを期待している」と話した。
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