農林中金仲立ちで地域の森守る JA三井リース九州、森林由来J‐クレジットを活用するリース 取り扱い開始2024年10月18日
JA三井リース九州は、農林中央金庫の媒介で購入した森林由来のJ‐クレジットをリース契約に付加した「森林由来のJ‐クレジットを活用したカーボン・オフセット付リース」の取り扱いを始めた。
森林由来のJ‐クレジットを活用したカーボン・オフセット付リースの仕組み
JA三井リース九州はJA三井リースの100%子会社である。森林由来のJ-クレジットには、地域の森に貢献する目的がある。このリースは、リース物件を使うと排出されるCO2の量をあらかじめ計算し、同量のJ‐クレジットをリース契約に付けることでCO2排出量を相殺する。JA三井リース九州が必要な手続きを行うことで、リース利用企業はカーボン・オフセットを容易にできる。
「投融資先のGHG(温室効果ガス)排出量削減 2050年ネットゼロ」を掲げる農林中金は、農林水産業由来のカーボンクレジット拡大へ、生産者と企業の販売媒介業務に取り組んでいる。クレジット販売で生産者の所得を増やすことが狙いだ。
今回のリースへのJ‐クレジットの媒介もその一環で、売却益を森林組合に還元し、再造林活動等に活かす。同趣旨の取り組みには、山国川流域森林組合(大分県)と西部ガスの売買契約、霧島酒造(宮崎県)・都城森林組合(宮崎県)・農林中金の「都城地域の森林育成へのJ-クレジット活用に関する連携協定」締結などがある。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(150)-改正食料・農業・農村基本法(36)-2025年7月12日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(67)【防除学習帖】第306回2025年7月12日
-
農薬の正しい使い方(40)【今さら聞けない営農情報】第306回2025年7月12日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県下全域で多発のおそれ 茨城県2025年7月11日
-
【注意報】斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 新潟県2025年7月11日
-
【注意報】果樹に大型カメムシ類 果実被害多発のおそれ 北海道2025年7月11日
-
【注意報】果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 福島県2025年7月11日
-
【注意報】おうとう褐色せん孔病 県下全域で多発のおそれ 山形県2025年7月11日
-
【第46回農協人文化賞】出会いの大切さ確信 共済事業部門・全国共済農協連静岡県本部会長 鈴木政成氏2025年7月11日
-
【第46回農協人文化賞】農協運動 LAが原点 共済事業部門・千葉県・山武郡市農協常務 鈴木憲氏2025年7月11日
-
政府備蓄米 全農の出荷済数量 80%2025年7月11日
-
【'25新組合長に聞く】JA加賀(石川) 道田肇氏(6/21就任) ふるさとの食と農を守る2025年7月11日
-
【'25新組合長に聞く】JA新みやぎ(宮城) 小野寺克己氏(6/27就任) 米価急落防ぐのは国の責任2025年7月11日
-
(443)矛盾撞着:ローカル食材のグローバル・ブランディング【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年7月11日
-
【2025国際協同組合年】協同組合の父 賀川豊彦とSDGs 連続シンポ第4回第二部2025年7月11日
-
米で5年間の事前契約を導入したJA常総ひかり 令和7年産米の10%強、集荷も前年比10%増に JA全農が視察会2025年7月11日
-
旬の味求め メロン直売所大盛況 JA鶴岡2025年7月11日
-
腐植酸苦土肥料「アヅミン」、JAタウンで家庭菜園向け小袋サイズを販売開始 デンカ2025年7月11日
-
農業・漁業の人手不足解消へ 夏休み「一次産業 おてつたび特集」開始2025年7月11日
-
政府備蓄米 全国のホームセンター「ムサシ」「ビバホーム」で12日から販売開始2025年7月11日