熊本開催「ぼうさいこくたい」に『ザブトン教授の防災教室』出展 JA共済連2024年10月29日
JA共済連は10月19日と20日の2日間、熊本市で開かれた「ぼうさいこくたい2024」に出展。JA共済オリジナルの体験型防災・減災プログラム『ザブトン教授の防災教室』のブースには2日間で202人が訪れ、「備えることの重要さを再認識した」、「防災意識が高まった」など多くの反響があった。
「地震ザブトン」体験中の様子と来場者で賑わうブース
『ザブトン教授の防災教室』は、JA共済が全国で展開している体験学習型プログラム。イス型の地震動体験装置「地震ザブトン」を用いて過去に発生した大地震や今後想定される大地震のリアルな揺れを疑似体験してもらうことで、日頃から家具固定など地震に「備える」ことの重要性を啓発する。
「ザブトン教授の防災教室」では、体験の前後に地域の特性を加味したリスク情報を分かりやすくレクチャーし、体験中には地震の特徴や発生シチュエーションなどの説明に加え、「地震発生時には身動きがとれない」ことを具体的に体感。また、家庭での備えにつなげるため、家具固定等について学べる「おさらいカード」を持ち帰ってもらう。
今回の「ぼうさいこくさい2024」では、「地域防災」をテーマに地域の防災の取り組みの課題改善に向けて研究活動している熊本大学工学部の地域防災研究室竹内研究室とコラボレーション。熊本地震に沿ったオリジナルの体験プログラムで出展した。
当日は、熊本大学の学生もスタッフとして参加し、熊本各地で発生した地震の疑似体験に加え、熊本地震に関する知識や教訓、家具固定など防災対策を行うことの重要性について考えるきっかけを来場者へ提供した。
小さな子どもを連れて来場した熊本市内在住の男性は、「地震ザブトン」を体験し「今回の体験で熊本地震が発生した当時の恐怖感を思い出した。改めて備えることの重要さを教えてくれる良い機会になった」とコメント。また、別のブースで出展していた男性は、「小学生の時に発生した東日本大震災の際の経験から、寝室に家具等を置かない等ある程度対策していたが、今回体験してみて、部屋に閉じ込められてしまったらなど、考えていたよりもはるかに想定が甘かったと感じた」と話していた。
重要な記事
最新の記事
-
飼料用米多収日本一 山口県のあぐりてらす阿知須 10a当たり863kg2025年3月3日
-
【特殊報】ナシ胴枯細菌病 県内で初めて発生を確認 島根県2025年3月3日
-
政府備蓄米売り渡し 入札 3月10日に実施 農水省2025年3月3日
-
新潟県の25年産米概算金「コシ2.3万円」 早期提示に歓迎の声 集荷競争、今年も激化か2025年3月3日
-
米の集荷数量 前年比23万t減に拡大 農水省2025年3月3日
-
米価高騰問題への視座【森島 賢・正義派の農政論】2025年3月3日
-
【次期家畜改良目標】低コスト、スマート農業重視 酪農は長命連産、肉牛は短期肥育2025年3月3日
-
【改正畜安法の現状と課題】需給対策拡大が焦点 問われる「国主導」2025年3月3日
-
あなたたちは強い〝武器〟を持っている JA全国青年大会での「青年の主張」「青年組織活動実績発表」講評 審査委員長・小松泰信さん2025年3月3日
-
JA農業経営コンサルタント 15人を認証 全中2025年3月3日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付)2025年3月3日
-
農業用バイオスティミュラント「エンビタ」とは 水稲育苗期にも効果 北興化学工業2025年3月3日
-
アミューズメント施設運営「ティスコ」株式を譲受 農林中金キャピタル2025年3月3日
-
「2025ローズポークおいしさまるごとキャンペーン」でプレゼント 茨城県銘柄豚振興会2025年3月3日
-
福岡ソフトバンクホークスとのオフィシャルスポンサー契約更新 デンカ2025年3月3日
-
ファーマーズ&キッズフェスタ2025 好天で多数の参加者 井関農機は農業機械体験2025年3月3日
-
【今川直人・農協の核心】産地化で役割が高まる農協の野菜取り扱い2025年3月3日
-
野菜がたっぷり食べられるカレー味「ケンミンカレー焼ビーフン」新発売2025年3月3日
-
第164回勉強会『海外市場での植物工場・施設園芸の展開』開催 植物工場研究会2025年3月3日
-
春の山梨の食材の魅力を伝えるマルシェ 5日から国分寺マルイで開催 雨風太陽2025年3月3日