農林中金キャピタルがナレッジ管理クラウド「Ｑａｓｔ」提供のａｎｙに出資2024年12月5日
農林中金キャピタルは12月4日、ファンドの農林中金キャピタル戦略協創1号投資事業有限責任組合を通じて、ナレッジプラットフォーム「Ｑａｓｔ」を提供するａｎｙ（東京都千代田区、吉田和史代表取締役）に出資したことを公表した。
「Ｑａｓｔ」は個人のノウハウを引き出し、属人化しがちなスキルや知識を共有・集約することで組織全体のパフォーマンス最大化を支援する、ナレッジマネジメントに特化したクラウドサービス。現場や店舗で作成された手書きのマニュアルや写真なども一元管理できるため、情報の管理が容易になるだけでなく、部門間の連携や人事異動による情報の分断を防ぐ効果も期待できる。農林中金キャピタルは今回の出資を通じて、ナレッジ活用に課題を抱える事業者様の業務効率化を一層加速させるためサポートに取り組む。
同ファンドは農林中央金庫のイノベーション投資の一貫として、農林中央金庫などＪＡグループ全国連8団体が運営するインキュベーションラボのＡｇＶｅｎｔｕｒｅ ＬａｂなどＪＡやＪＦ、ＪＦｏｒｅｓｔグループのネットワークを活用し、「サステナブル」と「農林水産業」と「くらし」にかかわる課題解決とゆたかな「社会」の実現に取り組む優れた国内外のスタートアップ企業に投資を行い、グループとの協創を推進している。
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