農林中金 米国の森林ファンドと出資契約2024年12月17日
農林中央金庫は、森林を投資対象とするファンドで業界最大規模の運用額を誇るManulife Investment Management Timberland and Agri(MIMTA)が運営する、米国が投資地域の中心である森林ファンド「Manulife Forest Climate Fund」と出資契約を締結した。
同ファンドは木材販売等の林業収入に加え、森林を適切に管理・運営し炭素貯留量を最大化することによりカーボンクレジットを創出することを主目的に投資を行う点が特徴となっている。
MIMTAは米国ボストンを本拠地とする森林投資におけるファンドマネージャー。同ファンドでもMIMTAの持つ豊富な知見や経験にもとづき、森林を適切かつ効率的に管理・運営し、CO2吸収だけでなく生物多様性や水資源の保護、地域の雇用創出の効果が期待されている。
農林金庫は同ファンドへの出資を通じて、カーボンニュートラルやネイチャーポジティブの実現などに寄与し、森林経営の効率化・高度化、およびカーボンクレジットに関する知見を獲得し、国内林業の発展に資する取組みを具体化させる考えだ。
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