農林中金がバローホールディングスとポジティブ・インパクト・ファイナンスの契約締結2024年12月20日
農林中央金庫は12月19日付で、スーパーマーケットやホームセンターを運営するバローホールディングス(田代正美代表取締役会長兼CEO)とポジティブ・インパクト・ファイナンスによる金銭消費貸借契約を締結した。
バローは岐阜県恵那市に本店を構え、スーパーマーケットやホームセンター、ドラッグストア、スポーツクラブなどを運営している。流通システムの機能をグループ企業で補完し、製造から流通・販売まで行う「製造小売業」。2024年3月期の業績は8077億円、親会社株主に帰属する当期純利益は119億円、店舗数は11月30日現在で1383。「サステナビリティ・ビジョン2030」で事業活動の持続性と持続可能な社会の実現という2つの観点から、サステナビリティ・マネジメントに取り組んでいる。
ポジティブ・インパクト・ファイナンスは企業活動が経済・社会・環境に及ぼすインパクトを包括的に分析・評価し、ネガティブ・インパクトの緩和とポジティブ・インパクトの増大に向けた取組みを金融面から支援するもの。設定した評価指標と目標をモニタリングし、実現に向けた継続的なエンゲージメントを重視したファイナンスだ。インパクト評価は日本格付研究所の第三者意見を取得している。
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