農林中金 農業経営の情報プラットフォーム「AgriweB」を子会社2025年1月8日
農林中央金庫は1月7日、同金庫が運営していた農業経営の情報プラットフォーム「AgriweB」事業を子会社化し、事業を移管することを発表した。株式会社AgriweB(東京都江東区、長堀俊允代表取締役CEO)を1月7日に設立し、営業は今年4月1日から開始する。資本金は3000万円で、農林中央金庫86.7%、代表者13.3%の資本構成。
AgriweBは農業経営に役立つ本格的なコンテンツ・機能を提供し、会員数は約2万8000人(2024年11月末時点)。農業関係者だけでなく、農業に関心を持つ人からも評価されている。別会社化により、利用者に使いやすく、ニーズにかなうサービスを機動的に提供し「農業の価値を広げ、社会の未来を実らす、ビジネス共創型マルチサイドプラットフォーム」として産業の発展に貢献することを目指す。
事業移管に伴うサービスの変更はなく、これまで同様にAgriweBを利用できる。無料サービスはJA全農「アピネス・アグリインフォ」の市況や病虫害情報、栽培技術などの営業サービス、専門家監修のコラムや事例集など農業経営に関する情報を提供。有料のプレミアムサービスでは、アプリによる気象情報、チャットによる専門家からの経営アドバイス、農業者の奮闘記のコラムも提供している。
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