マイナンバーカードを活用した本人確認を開始 「JA共済アプリ」と「LINEアプリ」で JA共済連2025年3月24日
JA共済連は3月21日から、長期共済の新契約時における本人確認手続きで、マイナンバーカードを活用した本人確認を開始した。 3月現在100万人以上の組合員・利用者が利用している「JA共済アプリ」に加えて、共済団体・保険会社としては初となる「LINEアプリ」でも対応し、組合員・利用者の利便性向上と、より強固な本人確認を図る。今後、その他の手続きへの同方式の導入も検討する。
マイナンバーカードを活用した本人確認は、公的認証サービス(JPKI)を活用した本人確認方法であり、マイナンバーカードに搭載されているICチップの中にある電子証明書を利用し、登録されている基本4情報(氏名、住所、生年月日、性別)を公的な機関である地方公共団体情報システム機構(J-LIS)がリアルタイムにチェックして本人確認を行う仕組み。
JA共済連は「契約手続きの簡素化」と「より強固な本人確認」を目的として、長期共済(生命共済・建物更生共済)の新契約時における本人確認手続きを対象に開始した。マイナンバーカードを活用した本人確認のほか、従来の運転免許証等による本人確認も選択できる。なお、マイナンバーカードを活用した本人確認は「JA共済アプリ」または「LINEアプリ」のインストールが必要となる。
【マイナンバーカードを活用した本人確認の流れ(JA共済アプリを使用する場合)】
新契約手続き時にご案内するQRコードをスマートフォンで読み取り、本人確認を開始する。
①手続きする人のスマートフォンでQRコードを読み取る
②「JA共済アプリを起動」 を選択
③JA共済アプリが起動
④マイナンバーカードを活用した本人確認手続きを開始
⑤署名用電子証明書のパスワードを入力
⑥マイナンバーカードをスマートフォンにかざす
⑦本人確認手続き完了
■取り組みのポイント
マイナンバーカードを活用した本人確認を導入することで、以下の利点がある。
1.本人確認手続きの利便性が向上
スマートフォンでマイナンバーカードを読み取ることで、新契約手続きにあたって必要な本人確認が完了するため、その他の本人確認書類の準備が不要となり、お手続きの手間を削減し、利便性が向上する。本人確認は「JA共済アプリ」に加えて、全国で広く利用されている「LINEアプリ」を通じて実施が可能。
2.より強固な本人確認の実施が可能
マイナンバーカードに搭載されているICチップに格納された電子証明書を活用し、犯罪収益移転防止法(施行規則第6条1項1号のワ)に対応した強固で適正な本人確認を行うことが可能となる。
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