東洋ライス発足 世界初の米関連総合メーカー2013年3月13日
(株)東洋精米機製作所とトーヨーライス(株)は、3月1日に合併し、新社名「東洋ライス株式会社」として新たなスタートを切った。これにより、米に関する川上(品種開発)から川下(炊飯指導)までの事業を包括する、世界初の米関連総合メーカーが誕生した。
3月12日、東洋ライス(株)銀座本社で合併新会社の事業内容などについての記者説明会が行われた。
同社の主な事業としては、土づくり事業、新品種の種籾事業、精米機器の開発製造事業、BG無洗米・サイカ式精米・金芽米の受託加工事業、金芽米の開発・普及事業、パックご飯(無菌米飯商品)などの米加工事業、炊飯指導事業など。 特筆すべきは、新品種の種籾開発で、美味で耐病性、耐冷性、耐倒伏性に優れ、生育が容易で金芽米加工に適した新品種「きんのめぐみ」を開発したことだ。
金芽米は、胚芽の基底部を残して無洗米加工された米であり、残存基底部が金色に見えることから命名された米だ。しかし原料米の多くは、精米過程で胚芽部が欠落しやすく、品種、産地、出来年などの違いが微妙に影響して、金芽米に加工するには、難易度の高い精米技術が必要だった。
「きんのめぐみ」は、早くから農研機構・東北農業研究センターと共同して品種開発に取り組み、4年前から試験栽培を行ってきた。母「おきにいり」、父「あそみのり」の交配種で、「あきたこまち」と比較して、反収で2割増の多収穫米でもある。
現在は秋田、長野で契約栽培されており、24年産米は35haの圃場で栽培・収穫された。「きんのめぐみ」の命名は東洋ライス(株)。
また同社関西圏の基幹精米工場となる「東洋ライスリンクウ工場」(大阪府泉南郡田尻町りんくうポート北5-8)が近々完成の予定であることと、工場名・所在地などが初めて公表された。
(写真は「きんのめぐみ」(左)と通常の白米の比較。きんのめぐみは胚盤が残るように精米された「金芽米」だ)
(関連記事)
・3月1日に新会社「東洋ライス株式会社」発足 東洋精米機・トーヨーライス(2013.02.20)
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