アースマラソンでの金芽米の効果 学会で発表2013年3月22日
タレントの間寛平さんは、マラソンとヨットで地球を1周する「間寛平アースマラソン」に挑戦。2008年12月17日にスタートし、11年1月21日にゴールした。総距離約4万1000kmを766日かけて完走、前人未踏の偉業を達成して全国的な話題となった。マラソンでは、1日平均約50km、総走行距離2万kmを完走した。
アースマラソン挑戦中に、間寛平さんは、合計238kg、1日平均2合?3合(300g?450g)の金芽米を食べ続けた。このたび、管理栄養士の平川あずさ氏がその食事記録を詳細に分析した結果、長期持久走継続時の金芽米の栄養効果が判明した。
13年3月16日、大阪府立大学で開催された「第20回日本健康体力栄養学会」で平川氏が報告した。
平川氏の分析結果では、金芽米を主食とした和風食事を朝・昼に摂取した日は、1日あたり走行時間が20分長くなり、走行距離も5.8km長くなったことがわかった。
金芽米は、サイカ式精米法により、金芽(胚芽の基底部)と亜糊粉層を残し、高栄養価と美味しさを両立させた無洗米だ。
金芽米の健康効果については近年、長期利用者の健康へのプラス効果の報告が増えてきているが、今回の学会発表により、長期間の持久運動でもプラス効果のあることが証明された。
(関連記事)
・東洋ライス発足 世界初の米関連総合メーカー(2013.03.13)
・話題のタニタ食堂と金芽米がコラボ 「タニタ食堂の金芽米」など発売 トーヨーライス (2012.11.22)
・需要増とコメの生育変化に対応し金芽米の規格を改定 トーヨーライス (2012.11.19)
・タニタ社員食堂のお弁当に金芽米 11月7日に関西初上陸 (2012.11.08)
・金芽米の無菌パックご飯を新発売 東洋精米機製作所 (2012.09.04)
重要な記事
最新の記事
-
1人当たり精米消費、3月は微減 家庭内消費堅調も「中食」減少 米穀機構2025年4月25日
-
【JA人事】JAサロマ(北海道)櫛部文治組合長を再任(4月18日)2025年4月25日
-
静岡県菊川市でビオトープ「クミカ レフュジア菊川」の落成式開く 里山再生で希少動植物の"待避地"へ クミアイ化学工業2025年4月25日
-
25年産コシヒカリ 概算金で最低保証「2.2万円」 JA福井県2025年4月25日
-
(432)認証制度のとらえ方【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年4月25日
-
【'25新組合長に聞く】JA新ひたち野(茨城) 矢口博之氏(4/19就任) 「小美玉の恵み」ブランドに2025年4月25日
-
水稲栽培で鶏ふん堆肥を有効活用 4年前を迎えた広島大学との共同研究 JA全農ひろしま2025年4月25日
-
長野県産食材にこだわった焼肉店「和牛焼肉信州そだち」新規オープン JA全農2025年4月25日
-
【JA人事】JA中札内村(北海道)島次良己組合長を再任(4月10日)2025年4月25日
-
【JA人事】JA摩周湖(北海道)川口覚組合長を再任(4月24日)2025年4月25日
-
第41回「JA共済マルシェ」を開催 全国各地の旬の農産物・加工品が大集合、「農福連携」応援も JA共済連2025年4月25日
-
【JA人事】JAようてい(北海道)金子辰四郎組合長を新任(4月11日)2025年4月25日
-
宇城市の子どもたちへ地元農産物を贈呈 JA熊本うき園芸部会が学校給食に提供2025年4月25日
-
静岡の茶産業拡大へ 抹茶栽培農地における営農型太陽光発電所を共同開発 JA三井リース2025年4月25日
-
静岡・三島で町ぐるみの「きのこマルシェ」長谷川きのこ園で開催 JAふじ伊豆2025年4月25日
-
システム障害が暫定復旧 農林中金2025年4月25日
-
神奈川県のスタートアップAgnaviへ出資 AgVenture Lab2025年4月25日
-
【人事異動】ヤマハ発動機(5月1日付)2025年4月25日
-
【人事異動】石原産業(4月25日付)2025年4月25日
-
「幻の卵屋さん」多賀城・高知の蔦屋書店に出店 日本たまごかけごはん研究所2025年4月25日