18年産備蓄米を加工原料用に販売 農水省2013年4月11日
農林水産省は平成25年産米が出回るまでの不足分として18年産備蓄米を加工原料用途向けに2.7万t販売することにした。4月23日に買受資格のある業者と見積合わせを実施し売買契約を締結する。
昨年7月に策定した米の需給と価格に関する「基本指針」では、24年産備蓄米の買入数量と同量の8万tの範囲内で非主食用に販売することにしていた。 これに基づき昨年10月末に約4万tを米菓、味噌、焼酎などの加工原料用に販売した。その後、海外援助に2万tを仕向けることとしたが、特定米穀の発生減から低価格帯需要の原料の確保が困難になっていることから、2.7万tを販売することにしたもの。
販売される備蓄米は18年産。25年産米が出回るまでの不足分として販売されるもので、農水省は「今回の措置は特例的に行うもの。25年産以降では安定的な確保が可能な加工用米で国産原料確保をしてほしい」としている。
(関連記事)
・政府備蓄米、8万2000t落札 農水省(2013.02.13)
・食糧部会に備蓄米・加工用米の確保対策を示す 農水省(2012.11.14)
・「県別優先枠」を大幅に拡大 備蓄米の買い入れ方式見直しを検討 農水省(2012.10.29)
・政府備蓄米、4万tを放出 農水省(2012.06.12)
重要な記事
最新の記事
-
災害乗り越え前に 秋田しんせい農協ルポ(2)今後を見据えた農協の取り組み 営農黒字化シフトへ2025年1月23日
-
災害乗り越え前に 秋田しんせい農協ルポ(3)水田に土砂、生活困惑2025年1月23日
-
災害乗り越え前に 秋田しんせい農協ルポ(4)自給運動は農協運動2025年1月23日
-
人づくりはトップ先頭に 第5次全国運動がキックオフ 150JAから500人参加【全中・JA人づくりトップセミナー】(1)2025年1月23日
-
人づくりはトップ先頭に 第5次全国運動がキックオフ 150JAから500人参加【全中・JA人づくりトップセミナー】(2)2025年1月23日
-
人づくりはトップ先頭に 第5次全国運動がキックオフ 150JAから500人参加【全中・JA人づくりトップセミナー】(3)2025年1月23日
-
元気な地域をみんなの力で 第70回JA全国女性大会2025年1月23日
-
【JA女性組織活動体験発表】(1)新しい仲間との出会い 次世代へつなげるバトン 青森県 JA八戸女性部 坂本順子さん2025年1月23日
-
【JA女性組織活動体験発表】(2)この地域を、次世代に繋ぐ、私たち 山梨県 JA南アルプス市女性部 保坂美紀子さん2025年1月23日
-
【JA女性組織活動体験発表】(3)私たちの力で地域をささえ愛 愛知県 JA愛知東女性部 小山彩さん2025年1月23日
-
旧正月【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第325回2025年1月23日
-
地元産米を毎月お届け 「お米サポート」スタート JAいずみの2025年1月23日
-
定着するか賃金引上げ 2025春闘スタート 鍵は価格転嫁2025年1月23日
-
鳥インフル 米アイオワ州など5州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年1月23日
-
鳥インフル 英シュロップシャー州、クルイド州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年1月23日
-
スーパー売り上げ、過去最高 野菜・米の価格影響 「米不足再来」への懸念も2025年1月23日
-
福島県産「あんぽ柿」都内レストランでオリジナルメニュー 24日から提供 JA全農福島2025年1月23日
-
主要病虫害に強い緑茶用新品種「かなえまる」標準作業手順書を公開 農研機構2025年1月23日
-
次世代シーケンサー用いた外来DNA検出法解析ツール「GenEditScan」公開 農研機構2025年1月23日
-
りんご栽培と農業の未来を考える「2025いいづなリンゴフォーラム」開催 長野県飯綱町2025年1月23日