共同調達を検討 全米販2013年6月14日
全国米穀販売事業共済協同組合(全米飯)は6月13日、東京都内で平成25年度通常総会を開き、25年度事業計画を決めた。近年の集荷量の減少に対応し、新たな共同調達の検討、米先物取引への参加促進、販売面ではネットショップの開設などを打ち出した。
共同調達では、組合員が必要とする米を円滑に確保できるよう、農林漁業成長産業化ファンド(A-FIVE-J)を活用した産地との連携や、生産法人への出資、商社との連携によるSBS米の確保などについて検討する。また本年度8月に試験上場の期限を迎える米の先物取引を継続させるため、活用策方法を示し、積極的に参加を促す。
また、米の消費拡大のため、精米工場の見学会や、ご飯の試食会などを積極的に行うとともに、ネット販売支援のため、今年度中に組合員参加のネットショップを開設する。このほか、組合員の不祥事が多発していることから、不公正取引の是正活動に取り組むことを決議した。
(関連記事)
・米価急落、24年産米1000円超下げ (米穀新聞記者・熊野孝文氏)(2013.05.31)
・備蓄米、加工原材料に2.7万t販売 農水省(2013.05.07)
・米の卸間取引、価格下落 日本コメ市場(2013.05.07)
・24年産米一等比率78.3%(25年3月末現在)(2013.04.27)
・18年産備蓄米を加工原料用に販売 農水省(2013.04.11)
・25年産備蓄米、16万t落札 農水省(2013.04.11)
重要な記事
最新の記事
-
(393)2100年の世界【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年7月19日
-
【'24新組合長に聞く】JA鹿児島きもつき(鹿児島) 中野正治組合長 「10年ビジョン」へ挑戦(5/30就任)2024年7月19日
-
冷蔵庫が故障で反省【消費者の目・花ちゃん】2024年7月19日
-
農業用ドローン「Nile-JZ」背の高いとうもろこしへの防除も可能に ナイルワークス2024年7月19日
-
全国道の駅グランプリ2024 1位は宮城県「あ・ら・伊達な道の駅」が獲得 じゃらん2024年7月19日
-
泉大津市と旭川市が農業連携 全国初「オーガニックビレッジ宣言」2024年7月19日
-
生産者と施工会社をつなぐプラットフォーム「MEGADERU」リリース タカミヤ2024年7月19日
-
水稲の葉が対象のDNA検査 期間限定特別価格で提供 ビジョンバイオ2024年7月19日
-
肩掛けせず押すだけで草刈り「キャリー式草刈機」販売開始 工進2024年7月19日
-
サラダクラブ三原工場 太陽光パネルの稼働を開始2024年7月19日
-
「産直アウル」旬の桃特集 生産者が丹精込めて育てた桃が勢揃い2024年7月19日
-
「国産ももフェア」直営飲食7店舗で25日から開催 JA全農2024年7月19日
-
「くまもと夏野菜フェア」熊本・博多の直営飲食店舗で開催 JA全農2024年7月19日
-
【現地ルポ】福岡・JAみなみ筑後(1)地域住民とともに資源循環 生ごみで発電、液肥化2024年7月18日
-
【現地ルポ】福岡・JAみなみ筑後(2)大坪康志組合長に聞く 「農業元気に」モットー2024年7月18日
-
【注意報】野菜・花き類にオオタバコガ 栽培地域全域で多発のおそれ 既に食害被害の作物も 群馬県2024年7月18日
-
【注意報】過去10年間で最多誘殺 水稲の斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 山口県2024年7月18日
-
【注意報】平年の4倍 水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 滋賀県2024年7月18日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】「財務省経済産業局農業課」て何?2024年7月18日
-
1970年代の農村社会の異質化の進展と農業【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第299回2024年7月18日