政府備蓄米、25年産は18万t 農水省2013年6月27日
農林水産省は25年産備蓄米の第9回政府買い入れ入札結果を6月26日に公表した。
入札は6月25日に実施され1900tが落札した。合計で18万3092tとなった。入札はこれで終了する。25年産では25万tを買い入れ予定数量としていた。
政府備蓄米は回転備蓄方式から棚上げ備蓄方式に変更し100万t程度を備蓄することにしている。5年古米から飼料用など非主食用として売却し20万t程度を当年産から播種前契約で買い入れることにした。
ただ23年産は7万t、24年産は8万tと、買い入れ予定数量20万tを大幅に下回っていた。このため25年産からは産地が政府備蓄米へ助成金が活用できるようにしたり、最低入札数量を引き下げるなど、入札条件を緩和するといった変更を行った。 25年産備蓄米の買い入れ入札は1月29日に第1回を実施し、これまで9回入札が行われた。
(関連記事)
・備蓄米、加工原材料に2.7万t販売 農水省(2013.05.07)
・18年産備蓄米を加工原料用に販売 農水省(2013.04.11)
・政府備蓄米、8万2000t落札 農水省(2013.02.13)
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