小麦生産費1割減 農水省・麦類生産費調査2013年7月3日
農水省は7月2日、平成24年産麦類の生産費を公表した。資本利子・地代全額算入の生産費は10a当たり6万1553円で、前年に比べ4%増えたが、60kg当たりでは7969円で11.1%減った。
10aあたり生産費が増えたのは、収量の増加で乾燥・調整委託数量が増えたことから賃借料および料金が増えたことなどのため。なお、10a当たり収量は463kgで、前年産に比べ16.6%増えた。
二条大麦の10a当たり生産費は5万5134円で、前年産にくらべ4..5%の減。小麦とは逆に収量が減少したことによる。50kg当たりでは8820円で0.5%の減。
六条大麦の生産費は4万5896円で4%増えた。50kg当たりでは7951円で14.3%減った。
はだか麦は10a当たり4万9977円で2.9%の減。60kg当たりでは1万1277円で、8.8%増えた。
(関連記事)
・麦・大豆・でん粉を一体的に取扱う部署を新設 JA全農が機構改革(2013.02.01)
・国産麦類のかび毒調査 すべて基準値以下(2013.01.23)
・4麦の収穫量15%増加 天候に恵まれて 農水省(2012.11.22)
重要な記事
最新の記事
-
(393)2100年の世界【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年7月19日
-
【'24新組合長に聞く】JA鹿児島きもつき(鹿児島) 中野正治組合長 「10年ビジョン」へ挑戦(5/30就任)2024年7月19日
-
冷蔵庫が故障で反省【消費者の目・花ちゃん】2024年7月19日
-
農業用ドローン「Nile-JZ」背の高いとうもろこしへの防除も可能に ナイルワークス2024年7月19日
-
全国道の駅グランプリ2024 1位は宮城県「あ・ら・伊達な道の駅」が獲得 じゃらん2024年7月19日
-
泉大津市と旭川市が農業連携 全国初「オーガニックビレッジ宣言」2024年7月19日
-
生産者と施工会社をつなぐプラットフォーム「MEGADERU」リリース タカミヤ2024年7月19日
-
水稲の葉が対象のDNA検査 期間限定特別価格で提供 ビジョンバイオ2024年7月19日
-
肩掛けせず押すだけで草刈り「キャリー式草刈機」販売開始 工進2024年7月19日
-
サラダクラブ三原工場 太陽光パネルの稼働を開始2024年7月19日
-
「産直アウル」旬の桃特集 生産者が丹精込めて育てた桃が勢揃い2024年7月19日
-
「国産ももフェア」直営飲食7店舗で25日から開催 JA全農2024年7月19日
-
「くまもと夏野菜フェア」熊本・博多の直営飲食店舗で開催 JA全農2024年7月19日
-
【現地ルポ】福岡・JAみなみ筑後(1)地域住民とともに資源循環 生ごみで発電、液肥化2024年7月18日
-
【現地ルポ】福岡・JAみなみ筑後(2)大坪康志組合長に聞く 「農業元気に」モットー2024年7月18日
-
【注意報】野菜・花き類にオオタバコガ 栽培地域全域で多発のおそれ 既に食害被害の作物も 群馬県2024年7月18日
-
【注意報】過去10年間で最多誘殺 水稲の斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 山口県2024年7月18日
-
【注意報】平年の4倍 水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 滋賀県2024年7月18日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】「財務省経済産業局農業課」て何?2024年7月18日
-
1970年代の農村社会の異質化の進展と農業【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第299回2024年7月18日