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水稲、葉いもち・カメムシの発生増える2013年7月26日

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 農林水産省は7月25日に「平成25年度病害虫発生予報第5号(水稲特集)」を発表した。

 これによると無効1カ月の主要な病害虫の発生予察情報として、[1]葉いもちの発生が多くなる、[2]斑点カメムシ類の発生が多くなる、と予測している。
 葉いもちについては、長期残効型の育苗箱施用剤を使用している場合でも、剤の残効期間に留意の上、水田の状況をよく把握し、必要に応じて補完防除を実施して欲しいとしている。
 また、斑点カメムシ類の防除については、生息地となる休耕田、畦畔および水田周辺の雑草を管理し、密度を低減せさせることが基本であり、薬剤防除を実施する場合は、都道府県から発表される発生予察情報で防除適期を確認する。
 主な病害虫の発生予測は以下の通り。
 「葉いもち病」の発生は四国の一部で「多い」、北海道、北東北、北陸、北九州の一部地域で「やや多い」と予想されている。
 「穂いもち病」の発生は、北九州の一部地域で「やや多い」と予想されており、穂いもちの多発が予想される場合には、穂揃い期7?10日後の追加防除を実施する。
 「紋枯病」は、北陸の一部地域で「多い」、東北の一部地域で「多い」または「やや多い」、東海の一部地域で「やや多い」と予想されている。
 「縞葉枯病」は、東海の一部地域で「多い」、関東、近畿および四国の一部地域で「やや多い」と予想。
 「斑点カメムシ類」は、関東、東海、近畿および中国の一部地域で「多い」、東北および北陸の一部地域で「多い」または「やや多い」、四国および北九州の一部地域で「やや多い」と予測され、7月19日までに16府県から注意報が発表されている。
 「セジロウンカ」は、四国および九州の一部地域で「やや多い」と予想されている。
 「トビイロウンカ」は、北九州の一部地域で「やや多い」と予測。「ニカメイチュウ」は北関東および北陸の一部地域で「やや多い」。「コブノメイガ」は「平年並み」。「フタオビコヤガ」は、北関東、南関東および東海の一部地域で「やや多い」と予測されている。
 次の予報情報は、8月15日の予定となっている。


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