10年後の主要穀物2強20%増 ブラジル農務省が予測2013年8月2日
ブラジル農務省はこのほど、2022/23年度(7月?翌年6月)までの主要農畜産物の生産予測を公表した。トウモロコシ、大豆、食肉、砂糖を中心に生産量の大幅な増加を見込んでいる。
2022/23年度の飼料穀物生産量は、トウモロコシが12/13年度に比べ20%増の9362万t、大豆は21.8%増の2058万tを見込む。また食肉は、鶏肉が46.4%増の2058万t、牛肉は同22.5%増の1094万t、豚肉は同20.6%増の429万tと予測している。さらに砂糖は同22.5%増の4451万tと大幅な増加を見込んでいる。
いずれも作付面積の増加見込みによるものだが、トウモロコシは過去10年の作付面積の増加率(15.3%)を約9ポイント下回る見込みだが、近年の品種改良などによる生産性向上が期待できるとしている。
(関連記事)
・砂糖の国産供給量増 農水省が需給見通し(2013.06.25)
・4月の大豆落札価格、前月より255円上昇(2013.05.07)
・ブラジルでBSE発生(2012.12.10)
・中国、トウモロコシの輸入先多元化を検討―国内生産量は史上最高(2012.11.29)
・【穀物高騰】 トウモロコシ価格、史上最高値を更新(2012.09.10)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(119) -改正食料・農業・農村基本法(5)-2024年11月23日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践 (36) 【防除学習帖】第275回2024年11月23日
-
農薬の正しい使い方(9)【今さら聞けない営農情報】第275回2024年11月23日
-
コメ作りを担うイタリア女性【イタリア通信】2024年11月23日
-
新しい内閣に期待する【原田 康・目明き千人】2024年11月23日
-
基本法施行後初の予算増確保へ JAグループ基本農政確立全国大会に4000人 生産者から切実な訴え2024年11月22日
-
「適正な価格形成」国関与で実効的に JA群馬中央会・林会長の意見表明 基本農政確立全国大会2024年11月22日
-
JAグループ重点要望実現に全力 森山自民党幹事長が表明 基本農政確立全国大会2024年11月22日
-
農林水産省 エン・ジャパンで「総合職」の公募開始2024年11月22日
-
鳥インフル 米モンタナ州、ワシントン州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年11月22日
-
鳥インフル オランダからの生きた家きん等 輸入を一時停止 農水省2024年11月22日
-
11月29日「ノウフクの日」に制定 全国でイベント開催 農水省2024年11月22日
-
(411)「豚ホテル」の異なるベクトル【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年11月22日
-
名産品のキャベツを身近に「キャベツ狩り選手権」開催 JA遠州中央2024年11月22日
-
無人で水田抑草「アイガモロボ」NEWGREENと資本業務提携 JA三井リース2024年11月22日
-
みのるダイニング名古屋店開業2周年「松阪牛ステーキ定食」特別価格で提供 JA全農2024年11月22日
-
【スマート農業の風】農業アプリと地図データと筆ポリゴン・eMAFF農地ナビ2024年11月22日
-
自動運転とコスト【消費者の目・花ちゃん】2024年11月22日
-
イチゴ優良苗の大量培養技術 埼玉農業大賞「革新的農業技術部門」で大賞受賞 第一実業2024年11月22日
-
「AGRIST Aiサミット 2024」産官学金オープンイノベーションで開催2024年11月22日