人事2024 左バナー 
JA全農人事情報
左カラム_病害虫情報2021
新聞購読申込 230901
左カラム_コラム_正義派の農政論_pc
左カラム_コラム_米マーケット情報_pc
左カラム_コラム_地方の眼力_pc
左カラム_コラム_食料・農業問題 本質と裏側
左カラム_コラム_昔の農村・今の世の中_pc
左カラム_コラム_花づくり_pc
左カラム_コラム_グローバルとローカル_pc
左カラム_コラム_TPPから見える風景_pc
左カラム_コラム_ムラの角から_pc
240401・ニッソーグリーン マスタピース水和剤SP
日本曹達 231012 PC
FMCプレバソンSP

米粉料理の普及ねらい 新潟県が都内で講習会2013年9月2日

一覧へ

 新潟県は8月30日、東京・日本橋のこっけん料理研究所でパン製造業者を対象にした「米粉パン講習会」を開いた。

米粉利用のビジネスチャンスを語る萩田敏氏 新潟県では、食料自給率向上やCO2削減などの観点から、小麦粉消費量の10%以上を米粉に置き換えようという「R10プロジェクト」に取り組んでいる。
 米粉の主な用途はパン、洋菓子、麺など。しかし米粉パンの知名度は高まっている一方、その他の用途はあまり知られておらず、そのため、それらにあった製粉・加工技術なども研究が進んでいないのが現状だ。
 新潟県では、「高品質で加工適正の高い米粉が流通するようになれば、自然と米粉の需要は高まっていくと思う。米粉のさらなる消費のために、製粉業者、加工業者などとともにレベルアップを期待したい」(米粉普及推進室)と、平成24年2月に「新規用途米粉の指標」を作成。パンだけでなく、ケーキ、麺類への加工適正や作業性などの研究もとりまとめて公表した。
 今回の講習会もこうした取り組みの一環。パンにあう米粉の紹介と製パンの実演、試食などのほか、県が開発したでん粉の損傷が少ない粉砕方法や、用途別の推進指標などが紹介された。
 指標の策定にも協力した日本穀物検定協会の萩田敏参与(=写真)は「とある調査によると、米粉麺や米粉ケーキの知名度は6割弱。つまり、国民の4割はまだ存在すら知らないということで、大きなビジネスチャンスだといえる。技術を高めて、おいしい米粉料理を広めて需要を拡大してほしい」と期待を込めた。

 会場となったこっけん料理研究所では、米粉パン技術を基礎から学べる「米粉パンコース」を開講している。現在、10月からの受講生を募集中。
 詳しくはこっけん料理研究所(TEL:03-6661-9381)まで。


(関連記事)

国産米粉のミックス粉 3月1日から全国発売  JA全農(2013.02.05)

国産米米粉を発売、レシピページも開設  日本生協連(2012.09.05)

小麦需要の中に米粉も位置づけ 農水省が「麦の需給見通し」策定(2012.04.02)

粒が細かくデンプンが壊れない 新たな米粉製粉技術を開発  北農研(2011.12.05)

「国内産米粉促進ネットワーク」が発足(2008.09.11)

重要な記事

240918・シンジェンタライブラリー:右上長方形SP

最新の記事

DiSC:SP

みどり戦略

Z-GIS 右正方形2 SP 230630

注目のテーマ

注目のテーマ

JA共済連:SP

JA人事

JAバンク:SP

注目のタグ

topへ戻る