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25年産米の作況「102」 34万tの過剰2013年10月1日

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 農水省は9月27日に9月15日現在の作柄概況を発表。全国作況は「102」のやや良の見込み。7月に作成した25年7月から26年6月までの主食用米の需給見通しとくらべると34万tの過剰となる。

 青刈り面積を含む水稲の作付面積は164万7000haで昨年より6000ha増加した。このうち主食用米の作付見込み面積は152万2000haで昨年より2000ha減った。全体で作付面積が増えたのは備蓄米や新規重要米などの作付けが増えたため。
 主食用米の作付面積は生産数量目標から換算した面積150万haにくらべて2万2000haが過剰作付け面積とみられる。
 全国の10aあたりの予想収量は543kgで作況は「102」の見込み
。主食用米の予想収穫量は824万5000tとなる。生産数量目標は791万tで34万tの過剰となる。
 今年6月末の民間在庫量226万tとあわせて25年7月から26年6月までの供給量は1051tとなる。一方、需要量は786万tと見込まれていることから、来年6月末の民間在庫量は265万tとなる見込みだ。
 地域別の作柄は北海道では全もみ数がやや少なかったものの、登熟が7月以降の好天で平年を上回って推移していることから、作況は「105」の見込み。東北は7月に日照が平年を下回った以外はおおむね天候に恵まれ、全もみ数がやや多く、登熟も順調に推移していることから「102」の見込み。
 関西以西では6月や8月下旬から9月上旬にかけて日照が平年を下回った以外はおおむね天候に恵まれ、全もみ数がやや多い、または平年並みで、登熟もおおむねに順調に推移しているという。北陸、関東・東山、東海は「102」、近畿「103」、中国「102」、九州「101」の見込みとなっている。
 沖縄は本島が「103」に見込みとなったものの、作付面積の3分の1を占める八重山が3月から5月の低温と日照不足で「83」となったことから「90」の見込みとなった。


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