輸入小麦の売渡価格2.3%引き上げ2014年2月25日
農水省は2月24日、今年4月から10月までの輸入小麦の政府売り渡し価格を発表した。
直近6か月間(25年9月?26年2月)の平均買付価格をもとに算定した結果、政府売り渡し価格は5銘柄平均・税抜きで1t5万4250円と対前期比0.5%の引き下げとなった。しかし、4月から消費税が5%から8%に引き上げられるため改定価格は同5万8590円と2.3%の引き上げとなる。
小麦の輸出価格は、ソフト系(中力粉、薄力粉)小麦は、豪州産の豊作見通しで軟調に推移しているが、ハード・セミハード系(強力粉、準強力粉小麦は、産地であるカナダで生産量が前年より1000万tも増加したものの、石炭などの鉄道輸送量が増加したため、貨車数に制限があるなかで内陸から西海岸輸出港までの小麦輸送が停滞、それが輸出価格の上昇につながっていることから、小麦全体としては前期とほぼ同水準の買付価格となった。
(関連記事)
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